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岩間 - 最近のことですが、世界中でいわゆる「ケルティック音楽」がブームです。日本を含めた色々な国々で人気が高まっているように感じます。しかし、現在もてはやされている「ケルティック音楽」は、本当の伝統的な音楽とは少し違うように思います。どうお考えですか? ピーターさん - えーと、「昨今に人気が出てきたケルティック音楽」って意味かな? 岩間 - はい。 ピーターさん - 「エンヤ」や「クラナド」みたいに伝統的なケルティック音楽に最近の音を合わせて使っている人達はいるね。そうだね、伝統的なスタイルとはちょっと違うよね。伝統的なスタイルのアイルランド音楽だけではなくて、バンド形式のアイルランド音楽も人気だよ。実は、東京や他の都市にやって来ることもある。いま、アイルランドの伝統音楽に注目が集まっているのは、民族音楽というかワールドミュージック全般が人気になっているのが理由だと思う。世界の人々が、色々な国に関心を高めているんだよ。 岩間 - 人々の関心が高まり民族音楽が商業的に発展することは、「真の伝統音楽」を台無しにしてしまうと思いますか。 ピーターさん - ・・・かもしれない。僕自身は、伝統的な音使いと現代的なサウンドを合わせて使っているグループは好きじゃない。僕の意見では、伝統的な音使いを取り出して、現代的なサウンドにしてしまうのはとても難しいと思う。大抵の場合は、そうしてミックスされた音楽は、元の音楽より悪くなってしまうと思うんだ。 岩間 - 僕の意見では、民族音楽というものは、人々の生活や精神が反映されてこそ価値があると思うのです。あなたの意見に同意します。 長い時間、わざわざご協力有り難うございました。 - 解説 -
ピーターさん -
この楽器は、ティン・ホイッスルと呼ばれている。時々、ペニー・ホイッスルなんて呼ぶ人もいるんだ。多分、昔はティン・ホイッスルがとても安くて1ぺニーで買えたからかな。詳しいことはわからない。 % インタビューはこれで終わりです % |