サイト名

日本語 ENGLISH

トップ  >知る&学ぶ > 交通安全教育

交通安全教育について

交通規則を学ぶ機会

「違反と罰則」で危険運転を繰り返した者には自転車運転者講習が義務付けられている。そして対象は14歳以上とご紹介しました。繰り返しになりますが、学校などで交通安全教育を受けていない私たちは、交通規則やルールの正しい知識を持ち合わせていません。罰則があるという認識すらない人が多数ではないでしょうか。

交通安全教育の実施状況

学校で交通規則やルールをしっかりと学んだことがありますか?
スポット的に「交通安全教室」等は開催されていますが、詳しい学習をした記憶はありません。
自治体により違いもあるでしょうが、小学校や中学校の義務教育中に何故交通安全についての授業がないのでしょうか? 私たちは、自転車の交通ルールについて、自動車免許取得時に教習所に行くまで教わる機会がないことを不自然だと感じています。

学校の現状から考察すると、通常授業に加えて、文化祭や体育祭などの行事、部活動、進路指導などさまざまな行事が追加され、「交通安全教育」の時間が十分に確保できず、授業として交通安全教育を行うことが難しい状況と感じます。

自転車免許?

自治体によっては、増加する自転車の交通事故やルール厳守の重要性から、小学生・中学生・高校生・高齢者などを対象に自転車免許制度を導入しているところもあります。一例として、東京都荒川区では2002年7月25日から自転車免許制を導入し、一定の講習や実技研修を受講すると免許証が交付されるという取り組みを行っています。

出典:荒川区 - 自転車安全利用講習会 https://www.city.arakawa.tokyo.jp/kurashi/koutsu_bus/koutsuuanzen/jitensyakousyukai.html

これは公安委員会が交付する免許とは異なり、各自治体等が独自に発行するもので法律上の効力はありません。しかし、自転車ルールを学ぶという意識づけとしてとても重要な取り組みといえます。

私たちの提案

自転車は気軽に利用できる乗り物で、多くの中高生は自転車通学をしていることもあり、、高校生の交通事故では自転車乗車中の事故が最も多くなっています。

私たちは、学校で地図記号を習うのと同じように道路標識やルールを学び、交通規則を授業の一環として学習する必要があると考えます。
さらに、交通ルールの変更や社会情勢の変化に伴い、継続的な交通安全教育が重要だと考えます。

私たちが考える交通安全授業例を「考察とこれから」で考えていきます。

BACK NEXT

ページのトップへ戻る