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ケーススタディ

こんな時どうする?

自転車走行中に「こんな時どうするの?」という困ったり迷ったりする場面に遭遇することがあります。事例を挙げて考察します。 まず自転車走行ルールの再確認から。

1.自転車は車道の左側を走行する。
2.自転車道がある場合は自転車道を走行する
3.次の場合のみ歩道走行が認められる
①「自転車通行可」の標識がある場合
②運転者が13歳未満もしくは70歳以上の場合
③安全のためやむを得ない場合

ケース1 交差点で左折車を避けられるか?


交差点で左折しようするB車の左側を自転車Aが通行しています。B車に巻き込まれないように走行するには、どのように進めばよいのでしょうか。 上記の場面に遭遇することは多くあります。


本来なら、自転車が通過するまで自動車が待つのが正しいと思うけど、現実それはないですよね。
多くの人はこの場合、いったん左折し横断歩道を渡り ← 横断後車道に戻る という選択をするのでは?
しかし、それも横断歩道がある場合に限ります。ないとなると...いったいどうやって横断するのが正しいのでしょうか


ケース2 左折車通行帯のある交差点の場合

左折通行帯がある交差点左折車通行帯がある場合は更に通行が複雑です。

「自転車は車道の左側走行が原則だけど、左側は左折専用だし、うーんでも直進したい...」非常に悩ましい状況です。

この場合、直進車通行帯ではなく、左折車通行帯を直進するのが正しい通行方法になります。ただし、後方から左折してくる車両に注意する必要があります。

私は同場面に遭遇し直進したことがありますが、後方の車からクラクションを鳴らされました。運転免許取得者でもルールを正しく認識していない人が多い実例です。




ケース3 バス停にバスが停車中、どうする?

バス停に路線バスが停車していた時の判断もよくある事例の1つです。

停車中のバスの右側から追い越すべきか、左側から追い越すべきか、それともそのまま後ろで待つべきか、正しい対処法はどれでしょうか。

右側から追い越そうとしたらバスが発車してしまったなどのヒヤリ体験を経験したり見た方もいるのではないででしょうか。






ケース4 どうする?逆走自転車!

すれ違う時にはどうしてもどちらかが車道側に膨らんでしまいます。後方からちょうど車が来てしまうと接触する可能性があり大変危険です。スピードを落としたり止まったりして安全にすれ違いましょう。

ケース5 目的地が進行方向の右側!どう進む?

この場合、法に則って考えると目的地前までは左側通行で行き道路を横断するのが正しいです。しかし、交通量が多く横断できない場合は近くの横断歩道で目的地側にわたりその後は自転車を押し歩行者として歩くということが望ましいです。しかし、現状として実行されていることは少ないでしょう。

ここまで自転車のルールや規則について解説してきました。
次に今の日本における自転車の現状について触れていきます。

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※このページのイラスト・アニメーションは全てオリジナルです。

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