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絵本の疑問

皆さんは、何かにつけて「聞いたことはあるけど理由は知らない」
なんてことありませんか?
気になって調べてみても難しくて諦めてしまったり…。

このページでは、そんな絵本に関する曖昧な部分にフォーカスを当てて

学力との関係

癒し効果

について科学の視点から分かりやすく解決していこうと思います!

 

絵本は学力と関係がある?

はい!
絵本の読み聞かせには子供の学力を伸ばす力があります。

このことは文部科学省と国立教育政策研究所が共同実施した、平成24年度の「全国学力・学習状況調査(きわめて細かい調査)」の結果をもとにした国立教育政策研究所の発表で明らかになりました。

これは、小学校6年生と中学校3年生を対象に、国語と算数(数学)の学力テストに加え、学習習慣生活習慣に関するアンケートを行った調査のことです。

また、学力調査はそれぞれ基礎的な問題と応用力を問う問題の2題で構成されています。

一般的に学力は家庭のSES(社会経済的背景)に比例する傾向があります。
特に親の遺伝などの影響は大きく反映されます。

しかしその一方で、SESが低くても高い学力を持っている学生がいます。

彼らに共通していることの一つが

「幼少期に絵本の読み聞かせをしてもらっていた」

ことでした。

小さい頃読み聞かせをしてもらっていた子供と、読み聞かせをしてもらっていない子供で同じ問題の正答率を見てみると、読み聞かせをしてもらっていた子供の正答率のほうがすべての問題において高かったのです。

さらに、この実験結果と家庭のSESの間に関係がないことをより詳しく確かめるために行った実験では、SESや教育への考え方保護者の子供に対する期待の高さに関わらず、絵本の読み聞かせには学力向上の効果があることが分かりました。

脳は3歳までの間に約80%が、6歳までには約90%が完成すると
言われています。
幼少期の刺激はとても大切なのです。

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