当社は「個（人）と組織を生かす」働き方をお客様に提供することをミッションとして掲げており、自らもそれを体現する働き方を目指しています。
企業の経営・人事における多様なニーズや課題を解決し、新しい価値を提供し続けるためには、社員一人ひとりが人・組織領域の知見を高め、プロフェッショナルとして成長し続けることが必要です。一方で業務内容は機械化によって労働時間を短くすることが難しい労働集約的な性質を持っているところがあります。そういう意味では仕事のやりがいが高まる一方で時間的な負担が減りにくい業態です。しかし働き方改革に関わるソリューションを企業に提供する当社が、長時間労働をしていては、説得力がありません。ただ、労働時間を削減によって顧客企業への提供価値が下がったのでは意味がありません。そこで私たちは働き方改革の目的を「多様な人材が生きるマネジメントの実現」と定めました。さまざまな指向やバックグランドを持つ社員一人ひとりが、豊かな社会体験を通じてプロフェッショナルとして成長し、社会に新たな価値を生み出していくことを目指しました。具体的には、まずワークスタイルの自由度を高めることで、労働時間の削減につなげ、削減することによって生み出した時間をプロフェッショナルとしての成長につなげるための活動時間に充てられるようにと考えたのです。