落語家になるまで
この章では落語家に弟子入りした後、どのような道のりで落語家になるのか書かれています。
見習い (みならい)
落語家の師匠に弟子入りした後、見習いになります。
見習いは自分の師匠の身の回りの世話をします。
見習いの期間は、大体一年間です。
次のステップに進むには師匠の判断と本人の力量次第で決まります。
前座 (ぜんざ)
前座は正式に入門が認められた証拠です。
師匠から自分の芸名をもらいます。
寄席の裏方の仕事も始まり、本格的に落語家への修行が始まります。
期間は3年から5年のことが多いです。
二つ目 (ふたつめ)
二つ目は落語協会の理事や寄席のオーナーに認められた証拠です。
羽織を着るのを許されます。
寄席の裏方の仕事を卒業します。
期間は約10年くらいです。
真打 (しんうち)
真打は真打ち披露をして正式に真打となります。
寄席の「トリ」(一番最後)が出来るようになります。
「師匠」と呼ばれるようになります。
自分の弟子を取ることができます。
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