落語の構成
この章では落語がどのような構成でできているのか書かれています。
マクラ
マクラは季節・時事ネタ・身の回りに起きたことを語り、お客をリラックスさせる役割があります。
マクラには特に決まりがなく、自由です。
そのため、マクラだけで1時間も話す落語家もいるんだとか。
また、話全体をマクラで解説することもあります。
本題
本題は、基本的に会話で成り立っています。
本題にはいくつかの種類があります。
1 笑いが主体の「滑稽話」
2 人の情があふれる「人情噺」
3 幽霊・怪物が出てくる「怪談噺」
3 芝居仕立ての「芝居噺」
4 遊郭が舞台の「廓（くるわ）噺」
この5種類の中で「滑稽噺」が1番多いです。
オチ
オチは、話の締めくくりの部分です。
話が「落ち着くところ」から「オチ」と言われるようになりました。「サゲ」と言われることもあります。
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