オチの種類
この章では落語の締めである「オチ」の種類について書かれています。
考えオチ
少し考えるとクスリと笑えるオチのことです。
主な演目 芝浜/寿限無/まんじゅうこわい/あくび指南etc...
逆さオチ
立場や物事が最後にさかさまになるオチのことです。
主な演目 初天神/うどん屋/桃太郎etc...
仕草オチ
言葉ではなく、仕草で終わるオチのことです。
主な演目 死神/相撲風景/こんにゃく問答etc...
仕込みオチ
前段階でオチを仕込んでいる話で、最後にその意味が分かるオチのことです。
主な演目 ねずみ/出来心/目黒のさんまetc...
間抜けオチ
あまりにも間抜けなことがオチになるものです。
主な演目 長短/転失気/時そばetc...
途端オチ
最後の一言で話の結末がつくオチのことです。
主な演目 百年目/子別れ/寝床etc...
とんとんオチ
とんとんと調子よく話を進めてオチになるものです。
主な演目 ガマの油/子ほめ/やかんetc...
梯子(はしご)オチ
ひとつずつ上がってオチになるものです。
主な演目 一目上がりetc...
ぶっつけオチ
相手の言っている意味を取り間違えるオチのことです。
主な演目 強情灸/試し酒etc...
まわりオチ
回りまわってもとにもどるオチのことです。
主な演目 地獄八景/天狗裁きetc...
見立てオチ
意表をつくものに見立てるオチのことです。
主な演目 たぬき/たがや/勘定板etc...
地口オチ
言葉のダジャレでオチになるものです。
主な演目 猫と金魚/天災/大工調べetc...
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