落語を見られるところ
この章ではどこで落語を見ることができるところを紹介します。
寄席
寄席は、365日ほとんど落語を見ることができるところです。
東京には上野の鈴本演芸場、池袋演芸場、千代田区にある国立演芸場、新宿の末広亭の5つの寄席があります。
また、落語の合間に漫才やマジック、紙切りなどの芸人も出てきて、私たちを楽しませてくれます。
劇場・ホール
一人(独演会)または、数人がそれぞれテーマや演目を決めて、特定の日に公演をします。
その劇場の広告や、ホールのサイトを調べると見つかることが多いです。
末廣亭
末廣亭は、東京都 新宿区 3丁目にある寄席です。
ここは、東京都にある寄席のうち唯一の木造建築です。
中に入ると両脇に畳敷きの「桟敷席(さじきせき)」があります。
寄席の伝統的な趣のある造りです。
浅草演芸ホール
浅草演芸ホールは、東京都 台東区 上野1丁目にある寄席です。
ここは、340席という都内最大規模の席があります。
団体客・観光客が多く集まります。
お正月の初寄席は有名な落語家が勢ぞろいするので、身動きが取れないほどごった返します。
池袋演芸場
池袋演芸場は、東京都 豊島区 西池袋1丁目にある寄席です。
ここは、唯一戦後に開場したところです。
また、高座と客席が近くにあり、落語をじっくり堪能することができます。
鈴本演芸場
鈴本演芸場は、東京都 台東区 上野1丁目にある寄席です。
ここは、落語協会に所属している落語家・芸人しか出演できないところです。
また、webやホームページ、電話で予約をすることができます。
国立演芸場
国立演芸場は、東京都 千代田区 隼町にある寄席です。
ここは、全席指定席でオンラインでもチケットを購入することができます。
建物は他の寄席よりバリアフリーが充実しています。
体の不自由な人・初めて寄席に行こうとしている人におすすめです。
落語を聞く時のマナー
落語を聞きに行く前に寄席や会場でやってはいけないことを伝えます。
・隣の人とおしゃべりをするのをやめない
・「噺家」に対して変な掛け声をする
・おかしなリアクションや笑い声をする
・寝てもいいが、いびきをかく
・噺家がしゃべっている(高座に上がっている)時に客席をうろつく
・携帯電話を鳴らす。
この6つをしないで落語を聞くようにしましょう。皆さんが楽しいときを過ごせますように…。
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