火山噴火への対策
火山の対策は主に砂防えん堤などのハード対策とソフト対策の2つの対策に分かれます。
ハード対策
噴火によって発生した火山泥流や降雨による土石流の発生に備えるために様々な火山施設を設置して被害を最小限にする対策です。
溶岩の流れを抑える減勢工、泥流などを安全な地域に導く導流堤、大きな岩石の流下を防ぐスリットタイプのえん堤、
泥流などを堆積させる遊砂地、流出物を安全に流下させる流路工、があります。
ソフト対策
火山噴火に伴う土砂災害のシミュレーションをもとにして、火山砂防ハザードマップの作成、リアルタイムハザードマップ、監視カメラやセンサーによる情報伝達の整備などを行う対策です。
©出典:SWIFT「砂防ダムの構造の名称と役割について解説!」 |
©出典:朝日新聞「砂防ダムはできた、人は戻らない」 |
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食料・飲料・生活必需品などの備蓄
インフラが崩壊した時の備えとして、普段から飲料水や保存食用を備蓄しておきましょう。
また、すでに備蓄している方も確認しておきましょう。
- 飲料水 3日分(一日3L(リットル))
- 非常食 3日分(米、ビスケット、チョコレート、乾パンなど)
- 生活必需品 紙類、火器類など
※大規模災害時は一週間分の備蓄が必要とされています。
家族の安否確認方法
被害用伝言ダイヤル
局番なしの171に電話をかけると伝言を録音でき、自分の電話番号を知っている家族が伝言を再生することができます。
災害用伝言板
スマートフォンなどからインターネットを使用して文字情報を登録することで自分の電話番号を知っている家族などが、情報を閲覧することができます。