はじめに

なぜこのようなサイトを作ったか

最近の中高生はスマホという機器を日常的に使っていて、その中にディープラーニングを用いたサービスというのが点在します。
たくさんそういった機器・サービスを使うことにより、いわゆる「デジタルネイティブ」に育っていきます。その中で、そういったサービスを使いこなすことができても、「その中身がどういった原理でどう動いているのかがいまいち分らない。」という人はかなり多いと思います。
私たちはそういった層に、特にディープラーニングという分野において、そういったサービスの裏側、つまり仕組みを考えてもらいたくてこのサイトを制作しました。
AIがどんどん進化していく世の中で、「使う側」に立つだけではなく、「作る側」に立つことができるような機会を皆さんに持ってもらいたいと思っています。

難しいんじゃないの?

はっきり言いましょう。「難しいです」
でも、それは普段学ぶ、数学であったり、英語であったりをふんだんに使うから、一般的に「難しい」という答えになるのです。
つまり、ディープラーニング単体では高校数学程度の内容なのですが、それを理解するために高校数学であったり英語であったりたくさんの知識を用いて行かなければならないものなのです。
先入観による「難しい」とはまた違った難しいになっていくと思います。

このサイトは誰向けなの?

このサイトは今の中高生、つまりデジタルネイティブ世代を対象として書かれています。
なので、数学などのレベルが中学生からすると少し難易度が高いかもしれません。
ですが、私たちが頑張ってどうにかこうにか算数がわかっていれば、この記事だけでディープラーニングを 「ぺろっと」理解できるように記事を書いています。
また、特に難しい専門用語が出てきた場合は 語録集に解説を載せています。そこで理解してくれればいいかなと思っております。

本当にこのサイトはあてになるの?

ディープラーニングという分野において、この記事がいつかおくれを取るときはあるでしょう。
技術の進化は必ず起きますし、今とても注目を集めているディープラーニングでは目まぐるしい進化をこれからも遂げていくでしょう。
ですが、このサイトに書いてある文章は「基礎」として残り続けていくでしょう。
数学という分野では、現代においてもたくさんの性質が発見されています。ですが、それらの発見により物事が覆ったことは少数だと思います。
つまり、技術のもととなる「基礎」はいつになっても通用し続けるのです。

最後に

これから君たちが羽ばたいていく世界はまだ見ぬ世界だと思います。
でもそれらに早いも遅いも無くて、「やってみたもん勝ち」なところがあると思います。
僕らはこのサイトで、ディープラーニングについて学ぶことを強制するわけではありません。
君たち中高生にそういった先端技術を知ってもらって、扱えるくらいになるための入り口を紹介しているだけです。
ディープラーニングに限らず、自分のやりたいこと・知りたいこと、意欲があるのならもっともっと深く考えていってほしいと願います。
それでは、いってらっしゃいませ。

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