希少性の原理

希少性の原理

希少性の高いもの(なかなか手に入らないもの)に人は価値を感じるという習性

希少性は主に2つに分かれます。

数の希少性

・老舗の味。一日に30コしか作れない絶品まんじゅう

・数量限定!早いもの勝ちの特別セール

・有名人の着たユニフォーム

・コンサートの最前列

「少ない」が希少性を出している

時間の希少性

・タイムセール(今だけ30%OFF)

・通販番組「今から30分以内のお申し込みに限り1万円引き!」

・2時間待って入った、大人気のショップ(次来るにはもう一度2時間待たなければいけない)

「今だけ」が希少性を出している

どちらとも、「今買わないと、買えないかもしれない」という恐怖心を煽っています。

その恐怖心により、冷静な判断ができなくなります。

本当に欲しくなくても、「希少性」があるから”つい”買ってしまうのです。

上記のように、「希少性の原理」はビジネスで商品販売の目的で使われます。他にも、人としての能力・性格の価値づけもあります。

人間関係

 

周りに、勉強ができる人が少なかったら・・・

勉強ができる人が「希少」になって、価値があがる。

周りに、スポーツができる人が少なかったら・・・

スポーツができる人が「希少」になって、価値があがる

周りに、優しい振る舞いをするひとが少なかったら・・・

 

もう、おわかりですね。

人の価値というものは、絶対的な定規で測られているというわけではありません。

ただ、「その環境」での母数に対する立ち位置で判断されるだけです。

あなたが先輩に「ダメなやつだ」といわれたとします。

それはあくまで「その環境で、先輩にとってダメなやつ」なだけです。

だから、気にしないでください。

「デキるやつ」と「ダメなやつ」がいる。

そんな単純な話ではありません。

すべては「相対的な価値づけ」です。

 

「突き抜けた分野に詳しくなって、人間としての希少性を磨く」

できることはシンプルです。

 

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