ツァイガルニク効果

ツァイガルニク効果

完了した課題よりも未完了の課題の方が記憶に残りやすい心理現象

どういうこと?

わかりやすく言うと、「中途半端は気持ち悪い」と思ってしまう効果です。

テレビのCM

ツァイガルニック効果を一番うまく使っているのはテレビのCMです。

テレビのCMって、大体「いいところ」で入ります。

例えば、

「CM後、衝撃の解答が明らかに!」などがありますよね。

これは、番組が狙った「未完了」なんです。

視聴者は、CM中もチャンネルを変えにくくなります。

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最近はこちらが主流です。

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あなたも、「無料」から「有料」を見たことがあるでしょう。

 

インターネットを見ていると、大量に「ツァイガルニク効果」が見つかります。

この心理効果は、今の情報社会で非常に強力です。

これって恋愛で使えるの?

はい、もちろん使えます。 少し難しいので、張り切って聞いてください。

恋愛

「あのさ、ずっと話したいことがあったんだけど・・・やっぱりなんでもない」

この1フレーズに「ツァイガルニク効果」のすべてがつまっています。

ここまで学んできたあなたなら分かる通り、「やっぱりなんでもない」が中途半端で終わらせていますよね。

では、なぜこのフレーズが最強なのか。

それは・・・秘密です

 

すみません。ちゃんと答えます。

答えは、「つい、考えてしまうから」です。

これにより、以下の3つのコンボが完成します。

ツァイガルニク効果

単純接触効果

認知的不協和

サンクコスト効果

この4つの組み合わせで、相手の心に強烈な圧力がかかります。

 

・中途半端が気になり、「つい、考えてしまう」

・「何回」も相手の気持ちを予想する

・あの人のことを「何回も考える」ということは、好きなのかもしれない

・「感情」をたくさん使い、執着が高まる

 

このプレッシャーが「好き」に結びつくのです。

なぜ、「思わせぶり」な人がモテるのかがわかりましたか?

「なんであんなこと言ったんだろう」とあなたが考えてしまうからです。

Action

「秘密」「やっぱりなんでもない」を使う