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雑学14 - 拒絶理由通知がきた -

   特許庁に審査してもらっているときに、まれに拒絶理由通知が送られてくることがあります。拒絶理由通知とは何かというと、特許庁がこのままでは特許権を与えられないと判断した場合に出願者に送られてくるものです。主な内容は、特許権を与えられない理由がつらつらと書かれています。

・初めての拒絶理由通知

   拒絶理由通知がきたら終わりではありません。わざわざ理由が書いてあるということは、まだ助かるということです。拒絶理由通知に書いてある理由を元に、特許庁に反論や修正などをしてを提出できます。反論や修正などが認められれば、審査を通過できます。

・やっぱりダメです

   送った反論や修正などもむなしくやっぱりダメとなれば、もう審査はしてくれません。拒絶査定の謄本が送られてきます。どうしても不満が残ってしまう人へ、残った道は審査より厳重な審判での審査です。拒絶査定の謄本が送られてきてから3か月以内に審判を特許庁に請求しましょう。

・やっぱりやっぱりダメです

   もうここまできてしまったら、諦めるか東京高等裁判所にて訴訟を提起する道しかありません。
合計で3回、特許庁と争うことができます。