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セアカゴケグモの天ぷら

次に食料として活用する外来生物は、みなさん一度は聞いたことがある毒グモ、セアカゴケグモです。

捕獲方法

セアカゴケグモは室外機や自販機など年中暖かく、暗い場所に生息しています。セアカゴケグモはα-ラトロトキシンという神経毒を持っているので、捕まえる際はゴム手袋などをしたうえで、ピンセットで取るようにしてください。このセアカゴケグモは、特定外来生物に指定されているので、生きたままの持ち帰りは禁止されているので、捕まえたら氷か、アルコールを使ってその場で締めてください。

下準備

持ち帰ったら、まず、毒腺がある口部の部分を取り除きます。毒が入っている毒腺は画像の赤い丸の部分にしか含まれていないので、この部分を取り除けば毒に侵される心配はないですが、念のため、沸騰した水で5分以上茹でます。α−ラトロトキシンはタンパク質で構成されているので、加熱することでその構造が壊れ、毒が失活します。これで下処理は完了です。これで食べることができるようになります。

調理法

今回はこのセアカゴケグモを使って、天ぷらを作りました。作り方は以下のようになります。
1.セアカゴケグモを軽く水洗いします。
2.天ぷら粉と水を混ぜ、衣のもとをつくります。
3.衣のもとにセアカゴケグモを入れます。
4.170度ぐらいに熱した油にセアカゴケグモを入れ、5分以上揚げます。
5.取り出して出来上がり。

実食

食べた見た感想は揚げたからか、エビの天ぷらの尻尾のような香ばしさと味で、苦みもなく、食感もサクサクしていてとても美味しかったです。ただ、一匹一匹がそこまで大きくないため、物足りなさは感じました。安全性の面では、このセアカゴケグモのもつα−ラトロトキシンは、原理上は加熱することで失活するのですが、確実な研究や実験などの根拠はありません。ちなみに自分は三匹食べましたが、特に体に異常などはありませんでした。味はとても美味しかったですが、安全性の面では保証しきれないので、食料として価値があるとはまだ言えませんでした。