このページではSDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」を解決に近づける藻類の役割について説明します。
気候変動対策は、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出量を削減・吸収する「緩和策」と、将来予測される気候変動による被害をなるべく回避・軽減するための「適応策」の大きく二つに分類されます。文部科学省及び気象庁が作成した『日本の気候変動2025』によると、今後追加的な緩和策を講じられなかった場合、年平均気温が約4.5℃上昇すると予測されています。こうした気温上昇以外にも、様々な気候変動による影響が生じることが予測されています。このような中、藻類は様々な特性を活かし、「緩和策」に大いに貢献できると考えられます。
藻類は光合成によってCO₂を吸収するだけでなく、その炭素を自身の体に取り込みます。取り込まれた炭素は、その後海底に長期的に貯留されることで、CO₂が固定され、その結果、温室効果ガスの削減につながっています。(詳しくはブルーカーボン) また藻類を原料とするバイオ燃料は環境負荷の大きい化石燃料の代替となり、さらには、他のバイオ燃料とも比較しても、生産性が高く、地球温暖化防止に大いに貢献します。まとめると、藻類の3つの特性ーCO₂の回収・固定・代替ーを生かした緩和策が行なわれています。