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 まず、地方自治についての学習サイトを製作しようと、現状をインターネットで検索してみると、明るい話題があまりありません。問題を訴えるような情報が氾濫していました。民主主義の学校だともいわれる地方自治ですが、日本においては問題も多そうです。私達はいろいろな情報を読む中で、地方自治の問題を3つにまとめてみました。

1 地方選挙における投票率の低下、無投票当選の増加
 地方選挙における投票率の低下や無投票当選は、地方自治に対する関心の低さからくるものではないでしょうか。投票率低下も問題なのですが、無投票当選は更に問題が深いです。地域に関する重要な事柄を選挙で当選していない人(票の重みを感じたことの無い人)が決めるのですから、危険な事でもあります。

2 地方議員の仕事具合
 地方議員が議会で質問しない事が問題となっているようです。自治体によっては何年も議会で質問がなかったり、自治体の長は勉強しない議員を望んでいたり、自治体の長と議員がなれ合いの関係になったりしている事が多々見られるそうです。自治体の長は権限が大きいので住民も注目するのですが、議員は注目されていないことが多く、そこから出てくる油断が原因ではないかと思います。

3 住民の無関心
 上の2項目につながる事ですが、住民の無関心が一番の問題です。無理やり投票に行かせることでは解決にならない状態までなっているのだと感じました。私たちが感じたことは、「だれに投票しても良くならない」という気持ちがどこかにあるのではないかという事。人口減少や少子高齢化等、自治体レベルでは何ともならない問題があり、自治体に明るい未来が想像できない事が一番大きいのではないでしょうか。

 ですので、解決の第1歩としてまずは知る事が重要なのです。このサイトは、できるだけ分かりやすくまとめています。特に中学生や高校生の方々、もうすぐ選挙権が18歳以上になります。しっかりと地方自治について学んでみてください。









無投票当選…選挙において、議員立候補者が定数を超えない場合、または長の選挙で、候補者が一人である場合に、投票を行わずに候補者が当選すること

 
   
 
 
             
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