音の大きさ

 人間の聞き取れる最も小さい音は4kHz付近の周波数でだいたい0.00002Paといわれています。これを最小可聴音といいます。 音の強さというのはこの最小可聴音を基準にして、0.00002Paつまり、20μPaから何桁大きいかで音の強さを表します。 これを対数表示といい、常用対数の式で表すと

         20 log(P / P0)[dB]

          P  : dBで表したい音圧 [μPa]
          P0 : 基準値20[μPa]
となります。


            日常生活における音圧レベル

音圧 [Pa] 音圧レベル [dB]
最小可聴音
0.00002 0
ささやき声 (1m)
木の葉のこすれる音
0.0002 20
会話 (1m)
静かな乗用車
0.02 60
混雑した街
航空機の機内
0.2 80
地下鉄内
犬の鳴き声
0.5 90
ジェットエンジン (50m)
20 120