IoTの活用事例 ~クルマとIoT~

自動運転車 

自動運転

人が運転しなくても目的地まで自動で走ってくれる自動運転車
現時点では、「自動運転」は実現されておらず、クルマにセンサーを搭載し、衝突しないようまわりのクルマとの距離を保つ「安全制御」「運転支援」の段階です。
しかし、将来的には、運転手がいらない自動運転車が街を走ることが予想されます。


日本における正式な自動運転レベルは以下の通りです。
※出典 政府CIOポータル https://cio.go.jp/node/2358
官民ITS構想・ロードマップ2017 による安全運転支援システム・自動走行システムの定義

レベル 概要 安全運転に係る監視、対応主体
運転者が全てあるいは一部の運転タスクを実施
SAE レベル0
運転自動化なし
・ 運転者が全ての運転タスクを実施 運転者
SAE レベル1
運転支援
・ システムが前後・左右のいずれかの車両制御に係る運転タスクのサブタスクを実施 運転者
SAE レベル2
部分運転自動化
・ システムが前後・左右の両方の車両制御に係る運転タスクのサブタスクを実施 運転者
自動運転システムが全ての運転タスクを実施
SAE レベル3
条件付運転自動化
・ システムが全ての運転タスクを実施(限定領域内※)
・ 作動継続が困難な場合の運転者は、システムの介入要求等に対して、適切に応答することが期待される
システム
(作動継続が困難な場合は運転者)
SAE レベル4
高度運転自動化
・ システムが全ての運転タスクを実施(限定領域内※)
・ 作動継続が困難な場合、利用者が応答することは期待されない
システム
SAE レベル5
完全運転自動化
・ システムが全ての運転タスクを実施(限定領域内※ではない)
・ 作動継続が困難な場合、利用者が応答することは期待されない
システム

車とインターネット

 

車とIoTというと、自動運転車のことが真っ先に思い浮かびますが、実は運転以外の分野でもさまざまな変化があります。

車とインターネットがつながることで、車がどういう環境で走っているのかセンサーで認識し、走行状態も車のコンピュータが分析することが可能になります。
また、全ての車にセンサーがついたら、車からさまざまなデータをクラウドに送り、走行状態や環境を分析することで、快適で安全な運転が可能となります。
例えば、「ワイパーの動きから雨の強さを判断」したり、「エアコンのデータから気温を察知する」などができるはずです。
また、センサーを装備した車からの豊富なデータに基づき、随時地図が更新されていき、それを参照しながら他の車が走ることで、情報の循環が生まれるはずです。


考える 私たちの考える車とIoTの今後

意見将来は電気自動車が主流となり、エンジンが不要のため小型化が進むんじゃないかな!
意見水素で動く自動車が主流になり、水素ステーションとの通信のためにもますますIoT技術が発展していくと思うな。
意見自動運転車が実現されたら、運転手のために車中を快適に過ごすための工夫(例えば、テレビや映画鑑賞など)が発展するのでは?
意見ペーパードライバーがいなくなり、車は自転車のように1人1台が当たり前になるんじゃないかな。
意見すべての車が自動運転車になったら、渋滞がなくなり、車が同じ速度、同じ車間で整列するように進むのでは?


・将来は電気や水素自動車が主流となりエンジン不要のため、車は小型化や低価格化がすすむ。
・自動運転車の普及でペーパードライバーがいなくなり、スマートフォンのように1人1台所有するようになる。
・「小型化、生産台数拡大、低価格化、エンジン以外で動く」ことから、今は自動車メーカーだけが生産している車だが、今後は電気メーカーなど異業種の会社も生産するようになると予想。
・渋滞はなくなり、車が電車のように時間通りに動く乗り物となる。

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