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私たちは4社の企業を訪問し、フードロスの原因や対策、課題を調査しました。 企業は様々な過程を経て私たち消費者に商品を届けています。 そして各過程においてフードロスは発生していると分かりました。 一括りに企業のフードロスといってもその原因、発生段階や課題は様々、そして複雑だと気づきました。私たち自身、これらのロスに関心を持ち、企業訪問という形で、知る機会をいただかなければ理解することはなかったかもしれません。 ここで感じたのは、消費者は企業側にフードロスについての報告、それらのロスへの対策を求めていくことが大切だということです。 そして企業側は消費者にフードロスの現状・原因・対策を伝えていくこと、そして消費者を巻き込む必要があることです。 直接的に電話やインターネット意見箱などで情報開示を求めるだけでなく、ESG投資やエシカル消費など「選択」という方法があります。 しかし日本のESG投資の占める割合は海外と比較しても低く、かつエシカル消費の認知度も低いです。どんなにある企業がフードロスの対策をしたとしても消費者がその企業の消費(商品)選択をしなければ何も始まりません。認証マークあっても知らなければ意味がありません。 消費者庁がフードロスへの関心を意思表示として企業に伝えれば、つまり消費者が変われば、企業も変わります。 逆に企業がフードロスを意識し対策を行い、それを伝えていけば、そして課題について消費者を巻き込んだイベントなどを作れば、消費者もフードロスへの関心を広げることができます。 以上のように企業と消費者は互いに密接な関係があります。それぞれがフードロス課題について解決への道を進んでいてもゴールは見えません。 お互いに意志疎通し双方向でのコミュニケーションの上でフードロスに向き合い必要があると考えました。 |
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