自転車で健康促進
健康増進のために自転車を活用しようという取り組みも始まっています。 2018年6月8日政府は、環境負荷低減と健康増進などを目的とした自転車活用推進計画を閣議決定しました。
自転車が、車や電車などと比較し健康に良さそうだということは多くの人が感じるはず。具体的にどのように効果があるのでしょうか。
健康効果:有酸素運動
有酸素運動は体にいいといわれていますが、自転車はその有酸素運動の代表です!有酸素運動を繰り返し行うことによって、次の健康効果が期待できます。
- エネルギー源:酸素を使い、体の中の糖質や脂肪を燃やす。
- 効果:心肺機能の向上や血管の柔軟性の改善、体脂肪の減少などが期待できる
健康効果:気分転換やストレス解消に
外で自転車をこぐのは、気分がよいものです。日光をあび、風を切り走ることで大いにストレスが発散できるはず。
運動で体が温まることにより、筋肉の緊張がほぐれ、リラックスしているときに働く副交感神経が働いて気分が向上する効果もあります。
運動不足解消のためにメリットのある自転車ですが、継続的に乗ることが大切で、毎日20分以上乗ることが理想的だと言われます。
健康のためとはいえ、毎日用事もないのに20分以上自転車に乗るには時間も労力もかかります。
通勤や通学、最寄り駅までなど、ライフスタイルに合わせて自転車を上手に活用してみてはいかがでしょうか。
自転車とダイエット
体脂肪の減少などが期待できるということはダイエット効果があるということになります。
自転車ダイエットは、自転車通勤などで通勤や通学時間をエクササイズの時間として利用できる気軽さが人気を集めています。
自転車ダイエットの消費カロリー
自転車を有酸素運動の理想といわれる20分こぐことで、約140kcalのカロリーを消費することができます。
・10分=約70キロカロリー ゆで卵Lサイズ約1個分
・20分=約140キロカロリー (8枚切)食パン 1枚
・30分=約210キロカロリー ツナマヨおにぎり 1個
・1時間=約420キロカロリー カップうどん(赤いきつね)1個
消費カロリー(kcal)=1.05×METs×時間×体重(kg) (体重50Kg ゆっくりこいだ場合で計算)
自転車で20分はあっという間で、走ったり他の運動と比べて楽にカロリーを消費することができ、無理なくダイエットを継続することができます。