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高校受験が難しい

入試について誰に相談していいのかもわからないし、 先生から言われたことをそのまま信じていいのかもわからない。

中学卒業まであと1年しかないのに、今まで習ったことない社会や理科とかまでやらなきゃいけないの? どうすればいいかわからないよ



Today現状はどうなっているの?



Solutionどういう解決策があるの?

出口を見据えたキャリア教育をする

一つ目の解決策としてはもちろん、外国にルーツを持つ子どもたちにもキャリア教育を行っていくことが必要だ。 別ページでも述べたように外国にルーツを持つ子どもたちへの学習支援や交流の場を提供してきたのはNPO団体などだったが、 文部科学省もこの実態を踏まえ平成31年度概算要求に関連施策として、新規事業「外国人高校生等に対するキャリア教育等の充実」(2億円)を盛り込んだ。 NPO等など約10団体程度に対して、企業やボランティアなど地域関係団体との連携の下、中退予防や進路保障の観点から包括的な支援を行う取組をサポートするとのこと。


外国人生徒と保護者に正しい情報を提供する

また、前述のように受験勉強のスタートラインにすら立てない子も少なくない。 そもそも高校進学に何の意味があるのかわからなくなってしまったり、入試で進学する学校が決まることを知らなかったり…。 高校受験をしようと決めても何をすればいいのか全く分からない場合もある。 そこで必要なのは高校入試に関する正しい情報提供だ。 なるべく早く教科の勉強を再開するために、来日してすぐに日本語の勉強を始めることが望ましい。 実際に多言語で高校の進学説明会を行っている自治体もいくつかあるようだ。



Opinion私たちの意見

ゆう

まずは政府が高校進学率について調査するべきだと思う。 この問題でも子どもや保護者は孤独感を感じやすいから、 週に一時間×何回かだけでも市内や県で外国にルーツを持つ子どもたちの教室を開いて、 同じような境遇の友達ができるようにしたい。 高校入試の情報も不足しているから、まとめサイトを国が委託してでも作るべき

ひなた

中退率が高いのも深刻だよね。 こういった問題を相談する窓口が地域単位であるはずだけど、活用されてないのかもしれないね。 気軽に相談できる環境が作れたらいいね。

まあや

まずは高校受験のシステムについて知ってもらう必要があると思う。 中卒だと将来に影響があるし、システムが知らなかったことで貴重な人生、夢を潰しかねない。

りお

高校進学率や受験資格が都道府県によって違う事のはあまり政府があまり外国にルーツを持つ子たちの高校進学についての調査をしていないということかな。 高校に行って学んだことは将来につながるから、その制度をちゃんと保護者と生徒に教えないともったいないね。

ふたば

日本で生まれ育ってるとそういう受験のシステムは知っていて当たり前に思ってしまうけれど、 そもそも受験の必要性を知らなかったりする人もいることを実感した。 当たり前を押し付けじゃだめだよね。



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