先生もどうしたらいいのかわかんないと思う。 だからもう、先生に相談したところで無駄かなって諦めてる。
Today現状はどうなっているの?
- 肌や瞳や髪の毛の色といった見た目、文化、宗教など、 子どもたち自身には選べないことや変えようのないことがいじめのターゲットとなりやすい
- 日本語がまったく話せない段階では、イントネーションや単語の間違いなどがある意味「大目」に見られるため、 日本語がうまく話せないことに対してからかわれることは少ないが、 子どもが努力して日本語を勉強すればするほど、逆に間違いが目立ってしまいからかいがエスカレートしていく
- 先生も外国にルーツを持つ子どもたちに対する対応がわからず、いじめが放置されることがある ( 田中宝紀「学校ではしゃべらない。日本社会の片隅で孤立する「海外ルーツの子どもたち」」ニッポン複雑紀行 ,2018年5月24日 より)
肌の色が違うだけで、「(肌の色が)汚い、うつる」って言われた ( 外国人依存ニッポン「外国ルーツの子どもたち「日本の学校ではいじめられる」が定説⁉」 より)
学校では「間違えたらバカにされるかな」って思っちゃうんです ( 田中宝紀「学校ではしゃべらない。日本社会の片隅で孤立する「海外ルーツの子どもたち」」ニッポン複雑紀行 ,2018年5月24日 より)
Solutionどういう解決策があるの?
教室に通って日本語が勉強できるような環境づくり
自分と同じような境遇の子どもが集まる教室に通うことで、外国にルーツを持つ子どもたちは「自分は一人じゃない」「居場所がある」ということがわかり、安心できる。
日本語が間違っていても正しい言い方を教えてくれるので、日本語や学校の勉強がわかるようになる。
(
YSCグローバル・スクール「外国にルーツを持つ子ども支援」
より)
外国ルーツの子ども向けの教室はこの2つの面で重要な役割を果たしているのだが、それを経営しているのは国や自治体などの公的機関ではなくボランティア団体やNPO法人なのが現状。
どうしても個人で経営するとなると授業料が必要になって経済的に余裕のない家庭の子どもは通うことができなかったり、外国ルーツの子どもが少ない地域ではそもそも教室がなかったりする。
民間の力だけでは支援が不十分になってしまう。
Opinion私たちの意見
Back
日本語を間違えて何回も笑われたことがあって、それからは「日本語を間違えたくない」ってことばっかり気にするようになっちゃった。