IoTを知る
最近、IoTという言葉を耳にする機会が多くなってきました。IoTは5Gによって急速に発展するといわれている分野の一つです。皆さんはIoTがいったい何なのか知っていますか?
IoTとは何か
IoTとは、「Internet of Things」の略で、「モノのインターネット」と呼ばれています。
簡単に言うと、物に通信機能を搭載して、インターネットと接続や連携をする仕組みのことです。
PCやスマホ、ゲーム機のみならずテレビや冷蔵庫などの家電、自動車など、世の中に存在する様々なものに通信機能を持たせ、インターネットに接続したり、相互に通信することにより、効率的な社会を目指すことが目的です。また、IoTが普及することで、これまでになかった新しい価値の発見が期待できます。
IoTで可能になること
代表的なのは離れた物の遠隔操作です。スマホで自宅の製品を操作することのように、生活を便利にするための用途で使われることが多いです。自宅だけでなく、学校や病院といった公共施設でも利用が期待されます
遠隔操作以外にも離れた物の動きや状態の把握、データの共有がIoTの技術を利用しています。
すでにIoTの技術を活用しているものとして、スマートウォッチやスマートスピーカーなどが有名ですが、最近では冷蔵庫が、食料の保存としての役割だけでなく、レシピの提供の役割を担うなど、インターネットに接続することで可能になる用途も増えてきています。また、自動運転や倉庫内の自動作業、警察、医療機関、交通機関などでもIoT導入による発展が期待されます。
5Gで急成長するIoT
5Gでネットに接続される機器はスマホなどよりもIoT機器のほうが圧倒的に多くなると予想されます。
従来の4Gでは家電などのすべてのIoT機器をネットにつなげることがキャパ的に厳しかったですが、5Gでは同時に接続できる機器の数が圧倒的に増えるので可能になります。
また、遠隔での医療作業、工場での機械の操作などでは操作後の反応が遅れてはいけないので5Gの「超低遅延」を必要とします。
まとめ
どんどん複雑化していく現代社会の中で、モノを効率的に管理・連携するためにIoTは欠かせません。今後IoTを活用した利便性の高い物やサービスが増えるでしょう。私たちも生活の中にIoTを取り入れていきたいですね。