⼀緒に考えよう!
私たちができることを考える前に、まずは、海ごみが与える影響を⼀緒に考えてみましょう。
近年では、海ごみ問題が世界規模で解決すべき問題だと注⽬されています。
では、ここで皆さんに質問です。海ごみは、何がそんなに悪いのでしょうか?
海の⽣き物に被害が⽣じているから? 世間がそういう⾵に⾔っているから? なんとなくよくない? 答えは、様々あるでしょう。
この問題の何が悪い?
ここで私たちが⾔いたいことは、 ⾃分⾃⾝で何が悪くて問題になっているか考えることが⼤切だということです。
なぜ、それを考えることが⼤切なのかを、わかりやすく例を挙げて考えてみましょう。 仮に、ある⼈から何の理由も聞かされずに急に命令されたとします。 皆さんはその命令を疑問なく受け⼊れることができるでしょうか。 同様に、ゴミ問題においても同じことが⾔えます。 突然、「ポイ捨てをしないで」「海をきれいにしましょう」と⾔われても、 ⽇本や世界中の⼈々全員がそれを実践することは難しいでしょう。
⼈が動くには何かしらの理由が必要なのです。 その理由を⾃⾝で考えるからこそ、⾏動に移すことができ、 無理なく継続することができると私たちは考えています。
問題に対する悪い理由を考える
社会で海ごみ問題の提起がされ、 「ポイ捨てを避け、海を美しく保とう」といった肯定的な呼びかけがある中で、 私たちは視点を少し変えてみようと思います。
皆さんには、問題解決のための積極的な⾏動を促す理由をこのウェブサイトを通して、 追求してほしいと思います! ⾃らの納得があるからこそ、問題に対する取り組みを抵抗なく進められると信じています。
ポイ捨て
まず、街にゴミをおいていかないことです。
海ゴミの8割は街からのゴミです。漏洩系のゴミについては、私たちにできることは限られています。
しかし、ポイ捨て系のゴミは、ポイ捨てしない、ただそれだけで減らすことができます。
街のゴミ箱に頼るのではなく、自分で持ち帰ったり、ゴミ袋を携帯したり。
ただそれだけで現状を大きく変えることができます。
プラスチック
次に、プラスチックの使用量を減らすことです。
最近は、紙ストローなど、プラスチック製品の代替え品が登場しています。
そういった物を使用することで、プラスチックの使用量を減らすことができます。
また、レジ袋の代わりにエコバッグ、ペットボトルの代わりに水筒、なんて選択も良いんじゃないでしょうか。
自分の物であれば、簡単にポイ捨てなんてしませんからね。
ゴミ拾い
また、ゴミを拾うことも大切です。
放置されてしまったゴミを回収する「最後の砦」です。
最近では、ゴミ拾いスポーツが行われている所もあります。
そういったスポーツやイベントに参加してみるのはいかがでしょうか。
エネルギッシュな人や、普段の生活では関わることのない人との「出会いの場」にも「社会貢献の場」にもなります。