ハニカム
蜂の巣状の六角形の薄いプラスチック板でできたもので、本風洞では90p×90pで,奥行5pのハニカムを使用しました。(専門業者に発注しました)
これを使用することにより、空気の流れが整流され、層流となって風洞内を流れます。
ノズル制作
内径1pの真鍮パイプ棒に5oの穴を開けて内径5oの細いパイプをハンダで取り付けます。ハンダは小型バーナーで付けると簡単にできます。
煙を出してみた
ノズルを取り付けて、煙を出してみました。水溶性液体(フォグリキッド)を使用しています。粘度の高いこの液体を高温で霧状に噴出させます。線香の煙やドライアイスに比べてよく見えます。
ノズルと煙タンク完成
煙発生器からの煙をタンクにためてノズルから噴出させます。タンクは金属漏斗と蚊取り線香の缶をアルテープでつなげています。
風洞内部(右側 観測窓)
奥にハニカム、その奥に工場扇風機が見えます。中央に煙ノズル、右側に透明プラスチックの観測窓があります。
煙発生器(舞台装置用)
別名スモークマシンまたはフォグマシン。4000円以下で購入できます。
小型簡易風洞の制作 (風洞を使うほどではないちょっとした実験で使用)
レーザーポインター光線振幅装置
レーザーポインターと歯ブラシ(先端に鏡が付いています)を組み合わせた自作の装置。レーザーポインターの光線を振動した歯ブラシの鏡に 当てて反射させることにより、光が振幅して照射対象物に当たります。
上の光線振幅装置の光を左の「 小型風洞 」に付けた翼周辺に当てます。下の漏斗から煙が出てきますので、翼周りの空気の流れがよく見えます。
超小型簡易風洞の制作 ( オーストラリアの家で使用しました )
A3サイズで持ち運びが簡単!
これは、上の「 小型風洞 」よりも小さいA3サイズです。ノズル下に煙タンクがあり、写真右よりファンにて空気を吸い込み排出します。
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