私たちの学校は、エコを兼ねたボランティアに参加しています。
それはエコキャップ運動といい、ペットボトルのキャップを集めリサイクルし、
世界で貧困に喘ぐ子供達に病気のワクチンを提供するボランティア活動です。
▼エコキャップ運動に参加している様子
今年度から始まって以来、すでに20246個(2009年9月14日時点)も集まっています。
▼集まった数を示しているポスター
1人ではなかなか行えないエコも、みんなが協力することによって
大きな成果を残してきています。
このキャップは400個で3150グラムのCO2を削減することができます。
また、キャップ400個で10円になりワクチンは一人分20円なので
キャップ800個で子供一人の命を救えることになります。
ということは、私たちの学校では20人以上の命を救ってきたことになります。
20人以上というと、私たちのクラスの人数の半分を超える数です。
こんなに多くの人を救いながら地球も救うこの活動は、簡単に行えます。
学校や職場など集団で生活する場はエコキャップ運動にとって最適な場所です。
もっと多くの学校や職場で行われていくと、成果は無限に広がるはずです。
ちなみにとあるコンビニのゴミ箱では、
ペットボトルとキャップが分別できるようになっていました。
▼ゴミ箱
このようなゴミ箱が増えていくといいですよね。
また、このサイト制作者のうちのKの近所のスーパーでも
ペットボトルキャップを回収していました。
▼ペットボトルキャップの入っている様子
また、ペットボトルはキャップだけでなく容器もリサイクルできます。
回収されているペットボトルは約35万トンで、
そのうちの14万トンが繊維、シートなどに再利用されています。
なお、再びペットボトルとして還流した量は、14万トンのうちの1万2千トンに過ぎません。
ペットボトル再生品には洋服やカーテンなどの繊維製品・フリースとシート材への転用が主です。
スーパーやコンビニエンスストアなどではペットボトル回収が行われていますが、
「簡易洗浄」と「キャップの分離」という容器リサイクル法に定められた
排出者(主に私たち一般消費者)の義務が果たされていない場合が多く
、
リサイクルには後工程で多くのコストが必要となるなど課題が多いです。
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