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海外の事例 台湾研修 2018/10/17-2018/10/20
 
 台湾研修
  現状と原因
問題点
 解決策
 研修の考察

 まず台湾大学でのディスカッションで得られた情報から以下のことがわかりました。

日本との類似点


・instagramなどのSNSのために食べ物を購入する傾向が若者にみられるようになり、目的 が食べることではないため残してしまうことがあります。

・企業がフードロスを限度より多く出してしまうと、政府から注意、あるいは罰が下されます。

・ESG投資の認知度が低いです。

日本との相違点


・フードバンクがたくさんありホテルがまだ食べられる食品を冷蔵庫に保管し自
由に持っ ていけるシステムもあります。

・NGOによる食べ物の寄付は多くみられ決して珍しいものではないそうです。

・台湾には屋台文化が根強くあり、食べ物を安価に、簡単に、手軽に手に入れられるため 食べ物を粗末に扱い易い傾向があります。日本は比較的食べ物が高く、食べ物を大事にしよう という文化があるので文化的な面では台湾の方が食べ物を残し易いようです。 次に台北一女で得られた情報から以下のことがわかりました。

・台湾は欧米やアメリカと同じくらい食品ロスを出しており日本、韓国、中国よりも20% 多く食品ロスを出しています。
台湾大学と台北一女で日本と台湾のフードロスの情報を交換し、多角的な視点からフード ロスについての理解、現状、課題、解決策を発見できました。

英語でのディスカッションに加え、日本と台湾のそれぞれが異なる背景を持つた
め、とても刺激的なものでした。日本と台湾は文化の違いや価値観による差がありますが、同時に日本と類似している点もたくさん挙がり、ディスカッションを通してフードロスを見つめ直すことができました。

実際に目的としていた、台湾においてのフードロスを理解することで、共通点や相違点を見つけ、日本特有のフードロス課題原因を探究することができました。

そして、それだけでなく同じ年代の現地の高校生や大学生とディスカッションする中で海外にも具体的に視野を広げることができ、とても有意義な探究活動になりました。


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メールochafoodloss@gmail.com