Report4
高校受験のシステムからこぼれ落ちた子への対応
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実現したい内容
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現状
高校入学の促進が定められている法律はない
- 各自治体やNPO法人などがバラバラに活動している状態
たとえば
愛知県 外国人生徒等選抜
- 県立高等学校11校で実施
- 学力検査は国語・数学・外国語（英語）の3教科を1つにまとめた基礎的な内容の問題で、漢字にはひらがなでルビを振っている
埼玉県 高校進学ガイダンス
- 日本語を母語としない子どもと保護者のために、日本の高校進学についての多言語での相談会を開いている
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千葉県の取り組み
千葉県全体で入学志願手続の説明会が行われている
- 千葉県教育委員会が行っている
- 4か国語(英語・中国語・スペイン語・フィリピノ語)の通訳ボランティアが出席し、個別説明を受けることもできる ( 千葉県「他都道府県及び海外等からの入学志願手続の説明会について」)
課題
高校進学率が明らかになっていない
- このような取り組みにどれほどの効果があるのかを把握することができない
- 千葉県だけの問題ではなく、全国的に外国にルーツを持つ子どもたちの高校進学率は明らかになっていない
相談できる場所・時間が限られてしまっている
- 説明会が開催されていない時期に個人的に相談するような環境が整っていない
- そもそもこのような入試説明会が開催されない地域もある
- その分国際交流協会やNPO法人に相談が集まることがある
北九州国際交流協会様
相談内容は、日本語学習や教科学習に関するもの、学校生活に関するものが多いですが、 その背景には日本社会における制度や風習など様々な問題が関わっており、多元的です。 「にほんごひろば」で最近増えているのは、中学生の高校受験や進路に関する相談です。
名古屋国際センター様
中でも、特に外国にルーツを持つ子どもたちに関する相談内容としては、高校進学についてが一番多い。