まとめ
検証結果

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各グループの会話がどれくらい盛り上がったかをグラフにして表した。(グラフの作成基準はこちら
グラフの面積が広ければ広いほど会話が盛り上がったことを表している。
今回は9グループのうち特に会話が盛り上がった3つのグループとその他のグループを分類し、
それぞれの共通点を分析していく。


会話が盛り上がったグループ

会話が盛り上がらなかったグループ

まとめ




1
会話が盛り上がったグループ
言語レベルの差が小さい

レベル中(外国籍生徒)
×
レベル高(日本国籍生徒)
(詳細な結果はこちら

レベル高(外国籍生徒)
×
レベル高(日本国籍生徒)
(詳細な結果はこちら


言語レベルの差が大きい

レベル高(外国籍生徒)
×
レベル低(日本国籍生徒)
(詳細な結果はこちら
言語レベルの差が小さい
言語レベルの差が大きい

レベル中(外国籍生徒)
×
レベル高(日本国籍生徒)
(詳細な結果はこちら

レベル高(外国籍生徒)
×
レベル高(日本国籍生徒)
(詳細な結果はこちら

レベル高(外国籍生徒)
×
レベル低(日本国籍生徒)
(詳細な結果はこちら

話題選び
  • 外国籍生徒の文化や日本の文化について
まあや

日本の文化について知ってくれていて、そこが嬉しかったようで盛り上がっていた。 自分の国の文化について知っていてくれるのは嬉しい!

りお

(自分の経験ですが)文化について聞かれると、好きな教科は?などといった質問よりも自分に興味を持ってくれている、 と言う感じがしてとても嬉しかったし、答えやすかった。

積極性・興味を示す態度
  • 外国人の子が会話には入れていなかった時に気付いた子が外国人の子にどう?って聞いてあげていた
  • うんうん、とか英語が完璧ではなくても、態度が伝わる話し方をしていた
  • 簡単な英語でも、頑張って説明しているのを相手は聞いてくれていて、単語が伝わったときにすごい喜んでいた



2
会話が盛り上がらなかったグループ

レベル高(外国籍生徒)
×
レベル中(日本国籍生徒)
(詳細な結果はこちら

沈黙 → 少しずつ話すことができるように

  • 積極的に話そうとしていたが、英語で伝えられなくてグループ内で相談していた
  • 英語がとても話せるわけではないけれど、転入生が楽しんでくれるように、 自分たちがわかる英語を使って簡単な質問をしていた。
  • 一度質問したあと、日本語で相談していく、という流れだったため、 そのまま会話のキャッチボールをするのが難しそうだった。 へえ!とか言って日本人が場を盛り上げようとしていて、すごく楽しそうに見えた。



レベル低(外国籍生徒)
×
レベル低(日本国籍生徒)
(詳細な結果はこちら

レベル低(外国籍生徒)
×
レベル高(日本国籍生徒)
(詳細な結果はこちら

レベル低(外国籍生徒)
×
レベル中(日本国籍生徒)
(詳細な結果はこちら

レベル中(外国籍生徒)
×
レベル低(日本国籍生徒)
(詳細な結果はこちら

レベル中(外国籍生徒)
×
レベル中(日本国籍生徒)
(詳細な結果はこちら

レベル中(外国籍生徒)
×
レベル低(日本国籍生徒)
(詳細な結果はこちら

レベル中(外国籍生徒)
×
レベル中(日本国籍生徒)
(詳細な結果はこちら
自己紹介しかしない
  • 誰から話すか様子を見ていて、結局自己紹介だけはしたけどそのあとはみんな黙ってしまった。
  • メンバーの一部しか自己紹介をしなかった
話が広がらない
  • 回答への返答が"Thank you"など話を切ってしまう返答が多い
  • 会話がかみ合わない
  • 会話が発展しづらいトピックを選んでしまった(好きな色・何年○○をやっているかなど)



3
まとめ
(画像をタップするとポップアップで表示します)

言葉の壁も確かに存在するが、それ以外の要素で乗り切ることもできる。

図は参加者の英語レベルと会話の盛り上がり方の相関について私たちの予想(左図)と結果(右図)を表したものである。 丸の大きさが大きければ大きいほど会話が盛り上がった事を表している。 検証を行う前は、左図のように、 日本国籍生徒と外国籍生徒の英語レベルが高くなればなるほど会話も盛り上がっていくのではないかと予想した。 実際の結果では、右図のように、必ずしも両者の英語レベルが会話の盛り上がりに関係しているということはいえなかった。 一部予想と一致している部分もあるが、 それ以外にも前述のように積極性や話題の選び方などで言語の壁を乗り越えることができることが分かった。

図は参加者の英語レベルと会話の盛り上がり方の相関について私たちの予想(左図)と結果(右図)を表したものである。 丸の大きさが大きければ大きいほど会話が盛り上がった事を表している。 検証を行う前は、左図のように、 日本国籍生徒と外国籍生徒の英語レベルが高くなればなるほど会話も盛り上がっていくのではないかと予想した。 実際の結果では、右図のように、必ずしも両者の英語レベルが会話の盛り上がりに関係しているということはいえなかった。 一部予想と一致している部分もあるが、 それ以外にも前述のように積極性や話題の選び方などで言語の壁を乗り越えることができることが分かった。

コミュニケーションをとる上で最も障壁だと感じたことは何ですか?


外国籍生徒の側から見ても言語の壁・積極性がコミュニケーションに与える影響は大きい

同様のことは今回、外国籍生徒に対して行ったアンケート調査の結果からも読み取ることができる。 今回のアンケート調査は記述式であったにもかかわらず、全ての生徒が言語(アクセントなども含め)もしくは積極性について触れていた。




Opinion私たちの意見

まあや

初めて会う人がいると、緊張するし、シャイになるのは分かるけど、 よく考えてみたら転入生側も同じ条件だし、しかも一人で参加してくれて、 その人たちが口を揃えていうのが、もっと積極的になって欲しいなので、 日本人は全体的にシャイなんだな、と思った。

りお

語学力が高い子は話すこと自体を躊躇する様子は無かったが、外国人も日本人も積極的に話す子がいなければ話が発展しない。 相手の国についての話題の時は会話が弾んでいた印象がある。 また、好きな音楽なども海外の曲を聴く人は多いので会話のキャッチボールがしやすいトピックなのかなと思った。

ひな

日本人側が友達でないとやりにくいかと思っていたが、実際は友達かというより個人の性格が理由かもしれないと分かった。 あと、一人リードしてみんなに聞いてくれる人がいると大分話しやすさも違うようだった。 日本人側は全体的に質問をしようとしてくれているように感じたが、 それを実際に口に出すことができるかはそれぞれの英語への自信に関係してるように感じた。 また、今回はオンラインでの検証だったので直接会うよりも話しにくいのではと思ったので実際に会えればもう少し会話も増えるのかな?と思った。


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