・ワクチンに利用されている免疫の働きは？
(答え)体を外敵から守る
→解説：体内に侵入した病原体と闘う仕組みであって、完全に病気にかからないようにするわけではない

・インフルエンザワクチンはその構造位着目すると、ワクチンの種類は次のうちどれ？
(答え)不活化ワクチン
→解説：生ワクチンは実際の病原体の毒性を弱めたもので、水ぼうそうワクチンなど。
組換えタンパクワクチンは不活性化ワクチンと構造は似ているが、ウイルスそのものではなく、ウイルスのタンパク質をもとにつくる。HBVはワクチンではなく、B型肝炎ウイルスのこと。

・新型コロナウイルスワクチンを含むmRNAワクチンの特徴として正しいものはどれ？
(答え)免疫をつけるには複数回接種が必要
→解説：新型コロナウイルスが流行してからすぐにワクチンが接種できたのは
すばやい開発ができるからで、副作用が出るかどうかは人による。

・新型コロナウイルスワクチン接種について、日本の状況として正しいものはどれ？
(答え)真偽が不明な情報がとび交った
→解説：接種はこれまで7回目まで行われており、（2023年12月26日現在）
1回目の接種率は全人口の78.3％となっている。(デジタル庁ホームページ「全国のワクチン接種状況」より）
また、世界でワクチン接種が最速で行われたのはイギリス、その次はアメリカと、日本はG7各国の中でも最も遅い開始となった。

・ワクチン接種によって得られる効果は次のうちどれ？
(答え)病気の感染や発症の確率を下げる
→解説：ワクチンを接種すると、感染したとしても重症化を抑え、
周りの人に感染させてしまう(2次感染)のを防ぐことができる