ロゴマークと公式キャラクター

ロゴマークについて


(引用 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 )

デザインコンセプト
踊っている。跳ねている。弾んでいる。
だから生きている。
きっと心を踊らせるサイエンスやテクノロジーの発見。
だれもが飛び跳ねたくなるエンターテイメントの興奮。
つい胸を弾ませてしまうアートやクリエイティブの感動。
それらは人の身体のずっとずっと奥深くにまでとどいて、いのちをささえているCELL(細胞)たちにも元気をあたえてくれる。
2025年大阪・関西万博という、わたしたちがもうすぐ出逢える新しい未来。
一人ひとりの個性が躍動しながら集まって、繋がって、そこにはきっと、いのちの輝きがあふれている。

・公式キャラクターについて



(引用 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 )

このキャラクターの愛称はミャクミャクです。
ミャクミャクとは、細胞と水が一つになって生まれた謎多き生き物
赤い輪になっている部分が細胞を表しています。この部分は分かれたり、増えたりします。
青い体の部分が「清い水」です。この部分は流れるように体の形を変化させることができます。
なりたい自分になるために体をいろいろな形に変形しています。今の姿は人間をまねた姿です。
外に出て太陽の光を浴びることが元気の源ですが、雨の日も好きで、雨を自分の体に取り込むことができます。
実はミャクミャクの愛称は二名の応募者から同一愛称が選ばれたのです。なので二つの愛称コンセプトがあります。

愛称コンセプト

今まで脈々と受け継がれてきた人間のDNA、知恵と技術、歴史や文化、変幻自在なキャラクターは更にあらゆる可能性をその身に宿して、私たち人間の素晴らしさをこれからも「脈々」と未来に受け継いでいってくれるはず。 そんな希望を込めて「脈々=ミャクミャク」と名付けました。 また、ミャク=脈であり、生命そのもの。 ミャクミャクという2音が続く様は、命が続いている音にも聞こえます。

作者      川勝 未悠(かわかつ みゆう)

愛称コンセプト

初めてキャラクターを見たとき、赤色と青色が動脈と静脈を連想させたため。また、万博のテーマである、人類文明のつながりや、国際的なつながりを、「脈」という言葉で表せられると思ったため。

作者      作田陽向(さくだ ひなた)

デザインシステム



(引用 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 )

上の画像は、2025年大阪・関西万博のデザインシステムです。
「大阪・関西万博のデザインシステムが表現しているのは、「はじまりも終わりもない時
と、いのちの流れ」です。私たちの日々を彩る多様な生は、ひとつの中心をつくるのではな
く、あるときはつながり、あるときは離ればなれになりながら、決して画一化されることのない「いのちの輝き」を教えてくれます。異なるものが融け合い、響き合うことで生まれる美しさは、私たちを新しい未来へと導いてくれるでしょう。」
この言葉は、大阪万博のホームページに書いてあった言葉です。上のデザインシステムについて述べています。
デザインシステムの制作者さんは公式ホームページで、「日本では古来からあらゆるものにいのちが宿っていて、AIやバイオ技術もまた同じようにいのちが宿っているとかんがえられる。そして、私たちは今、膨大な「いのち」にかこまれた世界で生きていて、個人であって、社会の一部でもあるので、こうした考え方を表現できているこのデザインシステムを採択した」と語っています。
また、高度にネットワーク化した現代社会で私たちは日々つながりが強化されています。 一方でつながりを拒絶するかのように分断、対立が加速しています。例えば環境破壊や感染症等、人間と自然との折り合いができなくなる側面も増えています。そして、肥大化する社会システムと人間との関係性も、危険な状態です。
このような緊張関係をほどく鍵は、循環だと考えられます。つながったり、離れたりしながら、混沌の中で新たなものが生まれる。このデザインシステムは「いのち」が輝き循環する、生命中心の未来を表しています。

(↓使用例)


(引用 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 )


(引用 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 )

まとめ

ロゴマーク、公式キャラクター、デザインシステムには、それぞれ似た意味や、全く違う意味が込められています。 全てに共通する意味は、細胞の循環の美しさです。また、イメージキャラクターはもっと動物をモデルにしたりしてかわいくしたほうが、もっと人気が出て大阪万博への興味がわくのではないかと、思いました。

参考・引用文献

■公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 閲覧日 10/28
https://www.expo2025.or.jp/