2025年大阪万博のシンボル

2025年の会場シンボルは、大阪・関西万博会場デザインプロデューサーで建築家の藤本壮介さんがデザインを担当した大屋根(リング)です。
リングの屋根の下は、会場の主動線が通り、円滑な交通空間であると同時に、雨風、日差しなどをさえぎる快適な滞留空間となることを想定してデザインされています。リングの屋上からは、会場全体をさまざまな場所から見渡せるようになっており、リングの外に目を向ければ、大阪湾の豊かな自然や、夕陽が沈む水面の光景など、海と空に囲まれた万博会場の魅力を楽しめることでしょう。
またこの建物は、「多様でありながら、ひとつ」という今回の万博の理念を表す建築物となっています。
大きさは、円周約2㎞、直径(内径)約610m、 高さ12m、幅30mという寸法になっています。
<イメージ図↓> (提供 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 )

建築コンセプト

今回の万博の建築コンセプトは、「笑顔あふれる輝く未来へ、いつも楽しい、にぎわいのパビリオン」です。
特徴は大きく分けて6個あり、
①灯篭をイメージした六角形のパビリオン
②最高12mの高さを活かした展示
③膜をスクリーンとしたプロジェクションマッピング
④いにしえより受け継がれてきた切り絵で“関西”を表現
⑤多目的エリアでのイベント開催
⑥軽量素材・省資源化による環境負荷及びコストの低減
の六項目です。灯篭をイメージした六角形のパビリオンでは、大阪・関西万博の開催地を中心として取り囲むように関西パビリオンが設置されています。 また、その参加府県の隣接関係を来館者が自然と感じとれるように、展示エリア内の並びを地理的配置で表現しています。
<イメージ図↓> (メンバー作成)

会場デザイン

今回の万博は大阪市此花区の夢洲で行われ、四方を海に囲まれた会場ロケーションを活かし、世界とつながる「海」と「空」に囲まれた万博としての会場デザインになっています。
非中心・離散」の理念によって多様性を表し、そこに「つながり」を重ね合わせた「多様でありながら、ひとつ」を、が今回の万博のデザイン理念です。
<イメージ図↓> (提供 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 )

会場整備参加・運営参加

会場整備参加・運営参加とは、大阪・関西万博の企業・団体等の参加メニューの一つです。大阪・関西万博をより魅力的なものとするため、会場整備・運営に必要な施設や物品、サービスを今回の大阪万博に提供してくれている企業を紹介します。

会場整備参加と運営参加の違い

会場設備参加は、会場の整備に関する施設や物品サービスを提供する形で協力してくれる協力方法です。例えばポンプや柵やガードレールや照明灯があります。
運営参加は、万博の運営に必要な施設や物品、サービスを提供する形の協力方法です。
例えば、事務用品やドローンやアプリ・システムなどがあります。
<イメージ図↓> (メンバー作成)

まとめ

2025年の会場シンボルは、大阪・関西万博会場デザインプロデューサーで建築家の藤本壮介さんがデザインを担当した大屋根(リング)です。
今回の万博の建築コンセプトは、「笑顔あふれる輝く未来へ、いつも楽しい、にぎわいのパビリオン」です。
今回の万博は大阪市此花区の夢洲で行われ、四方を海に囲まれた会場ロケーションを活かした会場デザインになっています。
会場設備参加は、会場の整備に関する施設や物品サービスを提供する形で協力してくれる協力方法、運営参加は、万博の運営に必要な施設や物品、サービスを提供する形の協力方法です。今回の場の万博はイメージ図からすでに行きたくなるようなきれいな建築デザインなので開催が楽しみです。また建築については様々な課題があり、開催が反対されたりしていたので課題についても知っておきたいです。

おまけ

皆さんはチェコのパビリオンに興味がありますか?チェコのパビリオンはaproposがデザインし、日本側からはキノアーキテクツが設計に関わるそうです。チェコパビリオンが掲げるテーマは「バイタリティを彫刻する(活力を彫み出す)」であり、このテーマに最もふさわしいデザインとして、チェコの伝統的なガラス産業を背景とした溶融ガラス(高強度ガラス)による螺旋構造のプランを採用したとのことで、私は写真を見てとても幻想的だと感じました。また、2025年大阪万博のチェコパビリオンは、チェコとスロバキア国家の建国の歴史の中で最も重要な時期から現在のチェコ社会に至るまでの道を表しています。螺旋を4回転すると、頂上に着きます。エリアの遊歩道から 12メートル上空で、彼はスカイバーまたは高級レストランで軽食を楽しむことができます。
また、真ん中に円柱状の空洞があります。この空洞の中には観客席が周りについており真ん中にステージのようなものがあります。私はこのステージでどのようなことをするのかとても期待しています。
皆さんも、2025年大阪万博でチェコパビリオンに行く機会があれば、ぜひ行ってみてください!

参考・引用文献

■公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 閲覧日 11/6
・https://www.expo2025.or.jp/overview/masterplan/
・https://www.expo2025.or.jp/sponsorship/kaijou-unei/
・https://www.expo2025.or.jp/news/news-20220713-01/
■TECTURE MAG 閲覧日 11/6
https://mag.tecture.jp/culture/20220713-expo2025/
■持続可能な大阪・関西万博にむけた行動計画のための個別目標及び全体指標について(pdf) 閲覧日 11/11
file:///G:/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96/web/kyoyu/220825_jizoku_file5-3-1%20(1).pdf