⋄防災について
ため池は降水量の少ない地域に発達しており豪雨などでたまった水はピークになることを
抑制できるように放流され、河川の氾濫を未然に防いでいます。
また、豊かな潤いのある水辺空間として地域住民に安らぎの場を提供するなど、
重要な施設にもなっています。この空間を守るために草刈りなどの維持管理や
豪雨時の水位調節などをされています。
しかしながら、数多くある自然災害によるため池の決壊のリスクが高まっています。
撮影場所:志度
この災害によって、山間部にある砂防ダムの役割を果たすため池(防災重点農業用ため池)が決壊することで起こる、水害やそのほかの災害から生命および財産を保護します。
また、ため池は水を貯えて川の洪水を防ぐ役割も持っています。
このようにため池は私たちの生活を守ってくれています。
山地のため池は谷筋の水を貯留する構造になっていて上流から流出してくる
土石流をまともに受けることで、
下流の田畑、民家を災害から防止しているので平地につくるだけでなく山地にも作っているのですね。
また河川の氾濫にも警戒が必要です。僕たちの住む地域にある川は水が少なく中洲や河川敷は、草が多く生えている状況です。
しかし近年、ゲリラ豪雨や線状降水帯の発生によって雨が少ない香川県でも雨が降るようになりました。
よって、普段、安全で水位の低い河川が、思いもよらぬ勢いで決壊する可能性があります。
そのほかにも地震で津波が発生した場合、津波が河川を逆流し、氾濫することがあります。
自分自身、そして家族を守るため、油断せずしっかりと備えましょう。