⋄水力発電
水は循環しています。太陽の熱エネルギーで少しずつ蒸発して雲になり、雨や雪となって再び川や地下水として海に流れ込んでいきます。
水力発電はこのような水の持つエネルギーを利用したクリーンな発電方法で、再生可能エネルギーと呼ばれています。
現在は日本の電力の約9%(2017年)を発電しています。水力発電はダムなどの高いところから
水を山地の高低差を生かして落としその勢いで発電機のついた水車を回し電気を作ります。
これには、ほぼダムが必要になるため広大な土地が必要になるというデメリットがあります。ダムを使わない方法としては河川から水を水路に引き込み、川の流れを利用するなどがあります。アマゾン川のあるブラジルではとても多く行われています。
撮影場所:池田ダム
また、釣りやキャンプのために河川を訪れる方はダムの放流に注意する必要があります。
発電や水量の調節のために放流する際は、ラジオやテレビ、スマホなどの様々な機器に情報を流したのち、放流直前にサイレンなどを流します。
「ダム操作規定」という法律によって定められている方法通りに放流します。なので情報を受け取ったり、サイレンが聞こえたりしたら川から離れ、高いところに行くことを徹底しましょう。