⋄発展途上国の水質
突然ですが皆さん、今世界で安全な水を手に入れることのできない人口は何万人ほどいるかご存知ですか?100万?1000万?もっといます。
なんとその数は
約6億6300万人(日本ユニセフ参照)
この人口は日本の人口よりも、アメリカの人口よりもずっと多いものです。
またその多くがサハラ砂漠より南のアフリカ諸国に集中しています。
そんな国々では水をくむのは子供たちの仕事です。
何百万人もの子供たちが日々、容器を抱え遠く、遠く、離れた水源を目指して歩いているのです。
そんな水も決して最適で清潔な水とは限りません。
泥や細菌、動物の糞尿が混じった水を啜り、抵抗力の弱い子供は下痢などでそのまま命を落としてしまいます。
そんな子供たちは年間約30万人にも上ります。計算すると1日につき約800人です。
そうした被害で水が少ないと肺炎など様々な病気に感染しやすくなってしまいます。
きれいで安全な水があるということはその子たちの一生を左右するほどなのです。
近年ではユニセフやNGOが危機に面している国々へ向かい水道の整備を進めています。井戸ができれば学校に行ける。病気にかかりにくくなる。さまざまな利点があります。
ユニセフへの募金は検索するといつでも行うことができます。きっと救われる子供たちが増えるはずです。