外国との比較
ここまで、日本のLGBTQ+の現状について見てきました。
では、外国はどうでしょうか。「当事者への対応が日本よりも進んでいるのでは?」と考える方もいると思いますが、必ずしもそうではありません。
ここではG7の加盟国のうち、日本を除いたカナダ、イギリス、アメリカ、フランス、ドイツ、イタリアの6か国について見ていきたいと思います。
※このページで使われている国旗は、外務省のホームページより引用しています。
カナダ
さらに、2016年から人種、宗教、年齢、性別、性的指向によるヘイトスピーチ(差別的な言動のこと)から保護する法律である「カナダ人権法」の項目に「性自認」を追加することを発表するなどLGBTQ+への取り組みが盛んです。
イギリス
しかし、歴史的にみると1982年まで同性愛は違法であり、同性愛者は刑務所に収監されることもありました。 また当時のイギリスでは、同性愛は病気であるという考えが広まっていたため、同性愛の「治療」が行われることもありました。
アメリカ
また同性婚に関しては、2022年に結婚尊重法が成立され認められています。この法律により、州ごとに法律が異なるアメリカ全土で同性婚が認められるようになりました。
さらにLGBTQ+の人が入るための学校がありますが、裏を返すとそのような学校を作らなければいけないほど安心して暮らす環境が整っていないとも言えます。
フランス
7万組もの同性婚が成立しており、2022年には養子を持てるようになりました。
教育現場では、教材などを担当する国立教育サービス「Canopé」の教員用テキストに、ジェンダー差別を生まない教員の対応指針が書かれており、特に教員の対応自体についての項目が並んでいます。
ドイツ
同性婚の合法化により、パートナーシップでは不可能だった養子縁組が可能になった他、同性カップルに認められる権利が増えました。
イタリア
この法律によって、同性カップルが同じ姓を名乗ること、保険金や遺産の相続の権利が認められるようになりましたが、同性カップルによる養子縁組は禁止のままです。
また、イタリアには未だLGBTQの方への差別を禁止する法律はありません。
LGBTQ+への対応が先進的なヨーロッパの中では取り組みが進んでいないといえるでしょう。
参考文献
ビザJPカナダ
LGBTQ+の人が自由に生きていけるカナダへようこそ!
2025.9.1閲覧
AFPBB News
カナダ、トランスジェンダー差別禁止法を導入へ トルドー首相表明
2025.9.1閲覧
BBC
異性カップルもシビル・パートナーシップ制度を選べるように 英国
2025.9.1閲覧
BBC
同性愛で有罪となった故人数千人を赦免 英政府
2025.9.1閲覧
IDEAS FOR GOOD
LGBTQ+カリキュラム導入から4年。イギリスのジェンダー教育はどう変化したのか
2025.9.1閲覧
JobRainbow
何が違う?LGBTの教育事情【日本と海外を比較】
2025.9.1閲覧
Business Insider Japan
アメリカ「同性婚」法制化に共和党からも賛成票。日本でも「6割超が支持」に政治はどう応えるか
2025.9.1閲覧
日本経済新聞
米下院、LGBTQ差別禁止法案を可決
2025.9.1閲覧
madameFIGARO.jp
同性婚合法化から10年、フランスのLGBTQ+のいま。
2025.9.1閲覧
地域保健WEB
第2回子ども・若者の福祉とLGBTQIA+
2025.9.1閲覧
OUT JAPAN
ドイツで同性婚(結婚の平等)が認められました
2025.9.1閲覧
Meltwater
世界各国のLGBT関連法の現状比較!LGBTの受け入れが最も進んでいる国は?
2025.9.1閲覧
ハフポスト
イタリア、結婚に準ずる権利認める 同性カップル権利法が成立
2025.9.1閲覧
外務省
カナダ|外務省
2025.12.18閲覧
外務省
イギリス|外務省
2025.12.18閲覧
外務省
アメリカ|外務省
2025.12.18閲覧
外務省
フランス|外務省
2025.12.18閲覧
外務省
ドイツ|外務省
2025.12.18閲覧
外務省
イタリア|外務省
2025.12.18閲覧

