牛肉

先日、牛の肝臓(レバー)の内部に食中毒の原因となる腸管出血性大腸菌がいることが、厚生労働省の調査でわかりました。 毒性が強く、死亡する危険もあるため、生レバーの提供は禁止となる可能性が高まっています。

カンピロバクターと腸管出血性大腸菌

牛の肝臓内にはカンピロバクター(食中毒を起こす細菌)がいることはわかっていました。 しかし、より症状の重い腸管出血性大腸菌は確認されていませんでした。

  カンピロバクター
潜伏期間
   1〜7日
症状
   下痢、腹痛、発熱

  腸管出血性大腸菌
潜伏期間
   1〜10日
症状
   激しい腹痛、血便を含む下痢

予防

生肉や加熱不足の肉料理は避けましょう
肉の内部の温度が75度以上の状態で少なくとも1分間は加熱すること