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1/3ルールとは、 期間全体を3分の1ずつに区切る日本の食品業界の慣習のことです。 例えば賞味期間が6ヶ月なら、最初の2ヶ月は納品期間、次の2ヶ月は販売期間となります。 納品期間をすぎると多くの小売店で納品が拒否され、販売期間がすぎると商品棚から撤去されます。 ![]() 参照:農林水産省データ つまり、このルールによって賞味期間がまだ残っているにも関わらず私たちの手元には届くことなく破棄されてしまうということです。 これに対して欧米諸国を例に挙げると、アメリカは賞味期限全体の2分の1、イタリア・フランス・ベルギーは3分の2、イギリスは4分の3を採用しており、企業にとってもそれだけゆとりが生まれます。 このように他国と比較してみると、いかに日本の期間が短く設定されており、その分ロスが生まれやすくなっているかが分かります。 農林水産省平成27年度推計より平成25年度、菓子と飲料に関して35企業で納品期限を賞味期間の2分の1に延長する実証実験を実施したところ、日本全国では87億円相当のロスをなくすことが可能であると試算されました。 これは企業から出る食品ロスの1〜1.4%に相当します。 菓子と飲料のみならず、他の食品でも適用すればその効果はさらに大きくなると考えられます。 しかし実際のところ、日本では未だ3分の1ルールを採用している企業がほとんどです。賞味期間において1/3ルールによるフードロスが削減されれば、企業でもより効率的な生産販売が行えるのではないかと思います。そこで企業訪問で1/3ルールを変えることは不可能なのか伺ってみたところ、生産ラインが確立しているため簡単には変えられないことが分かりました。企業という大きいサプライチェーンでは1/3ルールを変えていくのは難しく、まだまだ課題は多そうです。
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