アフロディテ

クロノスによって切り落とされたウラノスの男性器にまとわりついた泡から生まれた女神。ローマ神話ではウェヌスと同一視されている。愛、愛欲、美、喜びなどを司っている。ギリシャ神話一の醜男へファイストスの妻。

へファイストス

ゼウスの息子の中では珍しく正妻ヘラとの息子1(長男)。さらに、珍しく見た目を酷く言われ、片足が悪く杖をついている。ローマ神話ではウルカヌスと同一視されている。鍛治、金属加工、鉄、火などを司っている。アフロディテの夫。

へファイストスの美しい黄金の椅子 捨てられた恨みを添えて

ファイストスは生まれた時から醜く、足も不自由だったため母親のヘラに下界に突き落とされてしまいました。 そのごへファイストスは海の女神テティスらに救出されて養育されます。 成長したヘファイストスは素晴らしい鍛治の技巧を身につけます。 そうしてその技術を用いて母への復讐を試みます。 そこで細工を施した黄金の椅子を母ヘラへ送り、身の動きを封じました。仕方なくヘラはオリンポスにへファイストスを呼び、自身を解放するよういいますが、へファイストスは応じませんでした。 そこでへファイストスはヘラ解放の条件としてアフロディテとの結婚を要求しました。 こうしてへファイストスは魅力的な妻と共にオリンポスの正当な地位を獲得しました。

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