次世代に受け継ぐための工夫

現代音楽を用いたり、舞と踊りを組み合わせた振りを取り入れるなど、クラシック<ポップを意識した作りがされるようになってきました。

取材させていただいた若柳寿菊さんは次のようにおっしゃっていました。

日本舞踊は450年前からずっと残っている “本当に凄いもの” だと思います。しかし、今や無形文化遺産に登録され、 もはや絶滅危惧種のような存在となってきてしまっています。 日本舞踊は昔のエンターテインメントですが、 これからも継承していくためには、時代ごとの文化や伝統との コラボレーションが大切だと感じています。
例えば着物。 もちろん「染め」などの古くから伝わる手順を踏んだ伝統物を 残せたら良いのですが、時間もお金もかかるため、 現代社会ではなかなか受け入れてもらうことが難しいと思います。 しかし、最近主流となってきた、柄をプリントした着物。 着物自体をこれからも受け継いでいくためには、時代に合わせて人々が親しみやすい形に変化させていくことも必要だと考えています。
また、同時にたくさんの事を介して残ってきた歴史に誇りを持つことも大切だと感じています。
(2025/8/22)