主な食中毒菌

3.腸炎ビブリオ

塩水中で繁殖する性質がある。そのため夏場の生の魚介類などで多かったのですが、近年では、発泡スチロールに 氷詰めした低温での輸送方法の普及によってかなり減少しています。

生魚介類を調理した器具や手指から他の食材への2次汚染による中毒発生が多い。
60度での、15分程度の加熱で死滅する。

潜伏期間

通常6〜32時間

症状

  • 上腹部の激しい痛み
  • 下痢
  • 発熱
脱水症状に注意!

予防

  • 魚介類は調理前によく洗う
  • 魚介類の調理に使用した器具はよく洗う
  • 他に生で食べる食材を同時に調理する場合は使う器具を分ける
  • 魚介類は(放置するのが)わずかな時間であっても5度以下で保存する


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