お米の種類

このページではお米の種類(分類)を簡単に説明しています。図をクリックすると説明に飛びます。



お米の種類 ジャポニカ米 インディカ米 ジャバニカ米 品種

全世界には1000以上にも及ぶ種類のお米が存在します。
そんなたくさんのお米を「形」「食味」などの特徴から分類すると「ジャポニカ米」「インディカ米」「ジャバニカ米」の3つにおおきく分けられます。





ジャポニカ米(短粒種、円粒種)※形はイラストを参考にしてください。
ジャポニカ米


 ジャポニカ米は日本人が最も好むお米です。
 炊いたお米の食味が日本人の好みとマッチしており、また冷めても味質が劣化しにくいことが日本の「おにぎり」「寿司」「弁当」などといった食文化にマッチしたとも考えられます。

 ジャポニカ米は炊くと水分を多く含むため、ふんわりと柔らかく、つやが出ます。
 またインディカ米にはない大きな特徴としてあげられるものが、「粘り気」です。
 なので噛めば噛むほど甘みが増してきます。





インディカ米(長粒種)※形はイラストを参考にしてください。
インディカ米


 インディカ米は世界で最もメジャーなお米の種類です。
 世界のお米生産量の8割以上を占めています。すごいですよね。

 生産地は主にインドやタイ、中国、インドネシアなどを中心に東アジアなど気温が比較的温暖な地域で栽培されています。

 インディカ米の特徴は独特なにおいがあり、またジャパニカ米とは逆に粘り気があまりありません。
 これらの特徴を活かしてピラフや炒飯などによく使われているそうです。





ジャバニカ米(中粒種、半長粒種)※形はイラストを参考にしてください。
ジャバニカ米


 ジャバニカ米は生産量が少なく珍しい種類です。

 生産地はジャワ島やアジアの熱帯地域、中南米などのごく一部です。

 粘り気はインディカ米に近く、あまりないそうです。
 昔は泡盛の原料として使われていたそうですが、今はイタリアなどの一部でパエリアやリゾットなど使われています。





全世界で1000種類以上の品種


全世界では約1000種類以上の品種のお米が作られているといわれています。
さすがに全部は書けないので、ここでは日本全国で作られている有名な品種をいくつか紹介したいと思います。
聞いたこともある品種も多いかと思います。

あきたこまち、コシヒカリ、ササニシキ、ひとめぼれ、キヌヒカリ、ミルキークイーン、日本晴、ヒノヒカリなどがあげられます。

県別でも紹介していますので、こちらをご覧ください。