志村雄彦さんの紹介
志村雄彦さんは、宮城県のプロバスケットボールチームである仙台89ERSの元選手です。身長が160cmとバスケットボール選手の中としては非常に小柄な体格でありながら、スピードや判断力などを武器に戦い、ミスター89ERSと呼ばれて親しまれていた選手です。引退したあとは、仙台89ERSのゼネラルマネージャーを経て社長に就任。現在は代表取締役社長として仙台89ERSを陰から支えています。
睡眠の質が練習や試合のパフォーマンスに大きく影響するスポーツという分野。宮城を代表するスポーツ選手として活躍していた志村雄彦さんに、睡眠に対する意識やこだわりなどをインタビューしました。
インタビュー内容
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- 一日の睡眠時間は何時間くらいでしょうか。
- 目標は7時間くらいなんだけど、今は6時間くらいかな。現役の時は8時間くらい寝てたかな、量としては。でも、どっちかっていうと時間よりは寝る時間帯を意識していた。
- 何時に寝て何時に起きるといった一日のスケジュールを教えていただけますか。
- 22時から寝て6時に起きるっていうのが僕の理想。一番身体にもいいしね。
- 今も実際にそのスケジュールで生活していますか。
- 今の生活リズムは選手のときと違うので、22時に寝るのはあまり現実的ではないんだけど、23時とか24時とかに寝て、必ず6時には起きる感じかな。
- 起きる時間を決めてリズムを整えるってことですか。
- そうそう。必ず6時くらいには起きるようにしてるから。それは休日でも平日でも同じ。
- 他に睡眠について気をつけていることはありますか。
- 部屋は暑くなり過ぎずとか寒くなり過ぎずとか、お風呂に入ったりして一旦身体を温めて、寝るときは少し涼しくしているとかかな。
- バスケットボール選手時代に睡眠が不足したとき、プレーに影響が出たと感じたことはありますか。
- これは大いにあって。僕らは土曜日、日曜日と2日連続の試合がほとんどで、土曜日が夜で、日曜日が昼っていうの結構多いんだ。試合はすごく興奮して試合後も頭が冴えるから、身体がすごく疲れてても眠れないことが多かった。実はサプリメントを飲んで、短い睡眠でも睡眠の質を上げようとか、寝れなくてもベッドに横になってすぐ暗くしてすぐ休むとかをしてたんだ。
- あと、食事よりも睡眠。そうしないと疲れてるから頭が回転しない。特にアウェーとか、いつもと違う環境だとやはり睡眠の質が悪くなっちゃってて。できるだけ早く寝ようとする、でも逆に試合が終わった後だと体が熱い。体が熱いと眠れないので、体温を下げるようにシャワーとか浴びてから寝ようとはしてたけど、土曜日の試合の後はなかなか眠れなかった。それで次の日の試合は眠かったりする日が多かったかな。土曜日に寝れないっていうのがいつもストレスだったね。
- 睡眠時間をとってるのはなんかのアプリを使ってるんですか。
- ああそうそう。iPhoneだと全部わかるんだよね。最後にスマホを触った時間とか、睡眠の質とかね。なんだったかな。
- ヘルスケアですか。
- そうそう、それそれ。だからちょっと疲れてるなって思って、見るとやっぱり睡眠時間が短いとか長いとかそういうのがあるかな。お、ちゃんと6時間くらい寝てるな。忙しい時とかはそれこそ3時間とか4時間とかになっちゃったりとかするから。そんときは疲れてるね、とか、パフォーマンス落ちてるね、とかになっちゃうよ。
- 入浴は、寝る前の何時間前とか決めてたりしますか。
- それはあんまり決めてないかな。でもすぐは寝ない感じ。入って1時間とか経ってから寝る。季節関係なく一回体温上げるために湯船には必ず浸かるようにしてた。
- 寝る前に、眠れなくならないようにしてるものはありますか。
- えっとね、コーヒー。カフェインは結構反応しちゃうからね。結構コーヒーが好きで飲んだりするんだけど、やっぱり冴えちゃうから、どうしても夜コーヒーを飲みたくなったらカフェインレスのデカフェってあるんだけど、それを意識してる。あと、これは昔からなんだけど、眠れなくなったら温かいホットミルクを飲む。そうするとなんでか知らないけど眠れる。
- 最後に、寝る何時間前まで食べたりするって決めてますか。
- それこそ、さっき試合のときにあったと思うんだけど、3時間とか空けないと結構眠れなくなるかな。満腹感とかがあったりとかね。結構おなかすいてる、じゃないけどね。うーん、3時間……、いや2時間前には食べ終わるかな。1時間だとちょっときついかなっていうのはある。食べて、お風呂入って、寝て、っていうのを1時間でギュッとやっちゃうと少しきついですよね。早めに食べてっていうのは理想ではありますけどね。
- そうなんですね。ありがとうございました。以上になります。
- ありがとうございました。