交通事故の現状による高齢者の状況



このグラフは、交通事故数のグラフです。内閣府が出しているデータを基に作成しました。


2020年以降、交通事故総数は減っていますが、高齢運転者交通事故数は増えてきています。


このグラフは、高齢者による交通死亡事故件数の推移を表したグラフです。内閣府のデータを基に作成しました。
グラフからは、75歳以上の運転者の死亡事故件数は、75歳未満の運転者の約2倍となっているということが分かります。


警視庁ホームページを基に作成しました。事故には、色々な原因があるけど発見の遅れが一番多いということが分かります。

高齢運転者の事故傾向
免許人口に占める割合と比較すると、高齢運転者が事故を起こす率が高くなっています。
最近では、自動車等の運転中に高齢者が加害者となる事故が増加傾向にあります。 事故の傾向として、
(1) 事故類型では、他の年齢層と比べて出会い頭衝突・右折時衝突等の事故全体に占める割合が高い。
(2) 法令違反別では、他の年齢層と比べて一時不停止・信号無視・優先通行妨害等の事故全体に占める割合が高い。
(3) 高齢運転者ほど死亡事故の割合が高い。
などのことが挙げられます。

高齢運転者の中には公共交通機関に恵まれないため、やむをえず運転している高齢者もいるのではないかと思いました。そこで国土交通白書を調べてみたところ、地方圏においては人口減少に伴い、地域鉄道・営業用バスともに輸送人員が減少傾向にある。
この結果、交通事業者の経営は厳しい状況にあり、全国のバス事業者は約7割が赤字、特に地方圏においては約9割が赤字となっているそうです。
僕達は三重県での公共交通機関の現状が気になり、三重交通グループホールディングス株式会社さんに取材をさせていただくことにしました。