高齢化が進む日本


 令和5年度版高齢社会白書によると、65歳以上人口は、3,624万人となり、総人口に占める割合(高齢化率)は29.0%となりました。 今後、総人口が減少する中で65歳以上の者が増加することにより高齢化率は上昇を続け、令和19年に33.3%となり、 国民の3人に1人が65歳以上の者となり、令和52年には38.7%に達して、国民の約2.6人に1人が65歳以上の者となる社会が到来すると推計されています。

 では、高齢化率が加速している中、65歳以上の免許保有者数はどうなっているのでしょうか?



 警視庁 令和4年度版運転免許統計によると、65歳以上の免許保有者は年々増加していることが分かります。また、おおよそですが、免許を保有している4人に1人が65歳以上ということも分かります。

 また、65歳以上の免許保有者を年齢別に見てみると、75歳以上の後期高齢者の方も約10%おられることが分かります。その背景には、自動車を運転せざるをえない事情があるのかもしれないと、気になりました。