海は人間のゴミ箱!?
海洋ごみ
  

ゴミベルト

陸から海へと流れ出たゴミは、潮の流れなどによって同じような場所に留まる。このような場所をゴミベルトと呼ぶ。
海洋ごみが集積するエリアの中で最も大規模なものである太平洋ゴミベルトについて紹介する。

太平洋ゴミベルト

○ハワイ諸島から北アメリカ大陸の間に形成される。
○広さはおよそ160万キロ平方メートル。これは日本の国土の4倍以上に当たる面積。
○ゴミの90%以上は「プラスチックゴミ」     
➡プラスチックごみが今後どう扱われるかによって太平洋ゴミベルトのあり方も変化する。

海に捨てられたゴミ

プラスチックゴミ以外にも船舶から出るゴミとして漁網や釣り糸が海に捨てられている。

太平洋ゴミベルトから回収された硬質プラスチックの起源

2019年にLebreton氏と自然保護団体のThe Ocean Cleanupが収集した573kgの硬化プラスチック破片を分析した。
文字が確認できた約200個のプラスチック製品で最も多く確認された言語は、多い順に日本語、中国語、韓国語、英語であった。

海流に沿った国際的な漁業活動をシュミレーションしたところ、中国、日本、韓国、米国、台湾は漁業廃棄物の87%を太平洋ゴミベルトに提供していることが判明した。
日本のプラスチック製品が多いのは、2011年の津波で日本から大量の廃棄物が海に流出したためと考えられる。

海は人間のゴミ箱

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