生活排水と産業排水
水質汚染の原因は生活排水と産業排水である。特に、大きな対策が講じられていない生活排水は水質汚染の最大の原因である。
生活排水
自治体や国などが水質を浄化する施設を作ること、住民が排出する生活する生活排水を規制することが対策となるが、日本で1990年に改正された水質汚濁防止では、双方ともに努力義務とされていて強制力はない。
産業排水
工場や事業者などから排出されるのが産業排水。
日本では産業排水の垂れ流しがきっかけで、水俣病やイタイタイ病など現在に続く公害が発生し、水質汚染が問題となった。
1958年:旧水質二法
1970年:水質汚濁防止成立
工場などに対する規制が強化され、排水処理対策が進み、水質が改善した。

