飢餓問題について
飢餓人口について
世界の人口のうち、飢餓が深刻となっているのは約11%の人です。これは多くの人が知っている現状ではないでしょうか?
日本には飢餓がないと思っている人は大間違いです。日本にも飢餓を経験している人が20人に1人の割合で存在しているのです。
地域別に見てみるとアフリカやインド、中国などで飢餓が深刻化しているというニュースを多く目にします。インドや中国は比較的人口が多く、割合でみてみると国として深刻化しているとは感じません。しかし、アフリカでは約20%の人が飢餓で苦しんでいます。実際にアジア、南アメリカ、北アメリカ、ヨーロッパ、オセアニア、アフリカの6つの州の中では飢餓人口の割合が一番高いのがアフリカの現状です。
新型コロナウイルスなどの新しい飢餓の要因ができてしまったことから、更に飢餓人口が増えてしまうと言われています。
飢餓が起こる原因
上記のように飢餓人口は増えており、世界的に深刻化していますが、世界中で生産されている穀物量は足りているということを知っていますか?世界で生産されている穀物の量は30億トン以上で毎日お茶碗一杯は食べられると言われています。
しかし、飢餓問題は各国で深刻化しているのです。その原因は複数あり、人それぞれ飢餓になる要因があります。
例えば、、、
①人口増加です。ニュースでも世界の人口が100億人になる日はそう遠くはないと言われるほど、人口は急激に増加傾向にあります。そんな中、生産される食物の量が今の状態では当然足りなくなるのです。
②紛争です。飢餓に苦しんでいる人の多くは紛争地域に住んでいます。最近ではロシアとウクライナ間での戦争により、農地が失われたり、農業をしていた人が徴兵されてしまったりすることで、飢餓が深刻となっています。ロシアとウクライナは小麦の生産が多いことで有名で実際に日本でも小麦を使った料理などが高騰するなど、ロシア・ウクライナの中だけでなく、多くの国に影響を与えています。
まとめ
②は最近から紛争が始まったというのではなく、昔から定期的に発生していたことでこれが飢餓につながることはあっても飢餓が深刻化する原因にはならないと思います。それに比べて、①、③、④は近年になってから新たに注目を浴びた問題でこれら以外の問題も含めて飢餓が深刻化しているとわかります。このように、飢餓が深刻化する原因は様々なことが絡み合ってしまい解決するのがとても困難な状況となっています。飢餓問題に対する取り組みで食料供給や教育提供などがあるもののどれも持続可能な取り組みとは言えず、解決できるとは到底思えません。そこで私たちは飢餓の深刻化に終止符を打つために昆虫食をおすすめします。昆虫食は一度受け入れてもらえれば多くの人の手に届き今後の未来に貢献すると思います。
しかし、問題点が多くあるためそれを解決しなければなりません。その解決策をこれからのページで説明します。