私達がバイオマスに注目した理由と研究方法
今このページに来るまでにも沢山私達は「バイオマス」というものに着眼点を置いていますが、そもそもなぜ私達は「バイオマス」という力に魅力を持ち、研究しようと思ったのか、まだ説明をしていなかったと思います。このページでは私達がこの研究をするにあたってなぜ他にも数多くの再生可能エネルギーがある中で「バイオマスエネルギー」に注目したのか、またどのようにして研究を進めていったのかということについて紹介します。
研究概要及び私達の考え
現代社会では、気候変動への対策や脱炭素社会の実現、そして大量の廃棄物への対策が、世界共通の重要な課題となっています。私たちはこの課題に向き合う中で、再生可能エネルギーの一つである「バイオマスエネルギー」に注目しました。
その理由は、バイオマスが単に電気や熱を生み出すエネルギー源ではなく、資源をくり返し活用する「循環型社会」の実現に大きく貢献できると考えたからです。太陽光や風力発電は、天候や地域の自然条件に左右されやすいという特徴があります。一方でバイオマスは、家畜の排せつ物や食品廃棄物、森林の間伐材など、本来であれば廃棄されてしまうものをエネルギー資源として活用することができます。この「捨てられるはずだったものを価値ある資源へと変える」仕組みに、他の再生可能エネルギーにはない大きな可能性を感じました。
また、日本はエネルギー自給率が低く、エネルギーの多くを海外に依存しているという課題を抱えています。そのため、持続可能なエネルギーを国内で生み出すことは見逃すことのできない課題です。自然資源が豊かな日本において、地域の未利用資源や産業廃棄物を活用できるバイオマスは、エネルギー問題の解決だけでなく、脱炭素社会の実現、地域経済の活性化、さらには雇用創出にもつながる>と考えました。
これらの理由から、私達は「バイオマス資源」に着目し、その可能性と課題について研究を進めました。
バイオマス発電の循環
※この写真はメンバーが独自で作成したものです
私達の問題に対する仮定と研究方法
私達は、香川県の「うどん丸ごと循環プロジェクト」を参考に地域資源の循環システムが整えば、大量の廃棄物を未来への資源として活用できると考えています。
具体的なプロセスとしては、今まで捨てられてきた廃棄物をバイオマス資源として利用し、「バイオマス発電」で電気に変えます。その後、発電によってでたカスはその土地の畑や田んぼなどに「肥料」として利用する仕組みです。この仕組みが整うには「住民からの信頼」と「高度で持続的な技術」、そして「コスト面の負担の住民理解」が必要になります。このサイトではその3つの条件をどうやってクリアすることができるのか、私達の調べと提案を載せています。
今回の研究方法としては、主に信頼性の高いwebサイトの情報や書籍の情報をまとめました。また、芝浦工業大学副学長(システム理工学科あとで入れる)の磐田朋子先生に取材を行ったり、自分たちで実際に身の回りにある「バイオマス製品」について調べて実験検証をしたり、同学年の生徒にアンケートを実施してバイオマスの扱われ方について調べたりしました。
